サンドコースでのライディングスキルを披露すべく、高いモチベーションでCRF450Rを駆ったガイザーは、第14戦ベルギーGPでディープサンドに挑んだ時よりも快調な走りをみせ、フリー走行とタイムドプラクティスで好タイムを何度か記録しました。予選レース2番目のゲートピックを獲得したガイザーは、トップ争いをして土曜日の成績をまとめたいと考えていました。

しかし、タイトな左コーナーをクリアするのに十分な好スタートを切ることができず、1周目を9番手でクリア。全力で先頭を目指しトップクラスのライダーを何人も抜きましたが、5位という不本意な結果に終わりました。しかし、大局的にはまずまずの結果で、シリーズ総合ランキングでは15ポイントのリードを保っています。明日2レースが行われる決勝では、オランダGPの表彰台を目指して戦います。

MX2 ザンキは転倒により予選最下位

MX2クラスに参戦しているフェルッチョ・ザンキ(Team HRC)は、タイムドプラクティスで8番手に入る好タイムをマーク。しかし、予選レースでは1周目の多重クラッシュに巻き込まれ、後方集団からの追い上げを強いられました。トップ20入りを目指して奮闘しましたが、再び転倒を喫したためレース続行を断念。明日の決勝2レースでは最後尾からスターティングゲートに並ぶこととなりました。

理想的な状況ではありませんが、ザンキはスタート直後の数コーナーで待ち受ける困難に対し、できる限りのことをしようという意欲に満ちています。

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