フェルナンデスの2位入賞でスペインがポールポジション獲得、ガイザーも2位に入賞
Team HRCのルーベン・フェルナンデスは、2024年モトクロス・オブ・ネイションズのオープンクラス予選レースで素晴らしいパフォーマンスを発揮し、スペインチームは日曜日の決勝レースで1番目のゲートピックを獲得しました。Honda CRF450Rに乗るフェルナンデスはスタートダッシュを決め、序盤でリードを奪った後2位に落ち着いてレースを終えました。スペインはこれにより全体で3ポイントとなり、総合1位を獲得しました。
マタリーベイズンのコースコンディションは絶好で、長時間の朝のプラクティスセッションを通して、ライダーたちはセットアップを試し、最善のパフォーマンスに向けた適切なセッティングを探るための十分な時間を確保できました。フェルナンデスはすでにそのプラクティスセッションで2番目に速いタイムを記録し、早い段階から好調な様子を見せ、その勢いを予選レースでも維持しました。チームメイトたちも良い結果を出したことで、スペインはチェンバレン・トロフィーをめぐって争う決勝を前に非常に有望視されています。
チームメイトのティム・ガイザーもスロベニア代表としてMXGPクラスで好パフォーマンスを発揮し、フェルナンデスと同じくフリープラクティスで2位、予選レースでも2位に入り、スロベニアチームは日曜日の決勝レースで7番目のゲートピックを獲得しました。前日の抽選の結果、不利なゲートピックを与えられていたにもかかわらず、ガイザーもまたスタートで抜群の飛び出しを見せ、序盤の数コーナーでリードを奪う寸前まで迫りました。2位のポジションにつき、首位のライダーを追い抜こうとしたもののしかるべきところで勝負に出られず、代わりに二人は後続との差を大きく広げたままチェッカーフラッグを受けました。
明日の決勝はクラス混合で行われ、最初のレースはMXGPクラスとMX2クラスの選手たちが競い合い、次にMX2クラスとオープンクラスが対戦、その後、最終レースはMXGPクラスとオープンクラスの対戦となります。各レース、国ごとに2名のライダーが出場し、6つのレース結果のうち上位5つのポイントを合計し、最もポイントが少ない国がこの名誉ある大会のチャンピオンとなります。
スペインはこれまで一度も表彰台に上がったことがなく、スロベニアの過去最高成績も9位に留まっています。両国ともこれまでの成績を超える可能性が高く、もし達成できれば、それは間違いなくフェルナンデスとガイザーの素晴らしい活躍によるものでしょう。
また、その他のHonda勢の活躍として、Honda HRCのライダーであるハンター・ローレンス(MXGPクラス)とジェット・ローレンス(オープンクラス)がそれぞれ4位と1位でフィニッシュし、オーストラリアに3番目のゲートピックをもたらし、初優勝のチャンスを現実的なものにしました。日本人ライダー二人組の横山遥希(MX2クラス)と大倉由揮(オープンクラス)は惜しくもAファイナルの予選通過を逃しましたが、日曜日のBファイナルに勝利すれば最後のグリッドを手にすることができるため、まだチャンスは残っています。
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