予選レースをガイザーがトップフィニッシュ
7月20日(土)、モトクロス世界選手権(MXGP)第13戦チェコGPがロケットで開催されました。ティム・ガイザー(Team HRC)は、予選レースの全ラップをリードしてフィニッシュし、総合ランキングにおける2位との差を35ポイントに拡大しました。
タイトなヒルサイドコースとして知られるロケットにおいては、スタートが重要です。
CRF450Rを駆って好スタートを決めたガイザーは、第1コーナーではあと少しのところでホールショットを逃したものの、1周目の前半で先行するリーダーにプレッシャーをかけ、すぐにトップに躍り出ました。その後のガイザーはレースを支配し、全ラップをリードした末にトップでフィニッシュ。10ポイントを獲得しました。チャンピオン争いをしているライバルが背後に迫る困難な状況でしたが、ガイザーは少しも動揺した様子をみせずにすばらしいライディングを続け、最終的におよそ5秒差でチェッカーフラッグを受けました。
これまでガイザーはチェコGPでは優勝したことがありません。このコースで初優勝を果たすには、ゲートピックはそれほど重要ではなく、今日の予選のような好スタートを再現する必要があります。
MX2 ザンキが追い上げの末にトップ10通過を果たす
フェルッチョ・ザンキ(Team HRC)は、この激戦区のMX2クラスで非常に印象的なアタックを続け、17番手からポイント圏内の10位まで追い上げてフィニッシュしました。スターティングゲートからの飛び出しやパッシングが難しいことで知られるこのコースで苦戦を強いられたザンキでしたが、決してあきらめることなく前走車を1台ずつ着実に抜き、最終的に1ポイントを獲得しました。
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