MXGP
HRCとティム・ガイザー選手、ルーベン・フェルナンデス選手が契約
株式会社ホンダ・レーシング(HRC)は、FIMモトクロス世界選手権の最高峰クラスであるMXGP(450ccクラス)にワークスチーム「Team HRC」より参戦している、ティム・ガイザー(Tim Gajser)選手(スロベニア 25歳)との契約を更新するとともに、新たにルーベン・フェルナンデス(Rubén Fernández)選手(スペイン 23歳)とも契約したことを発表しました。それぞれ2023年以降の複数年契約になります。
ティム・ガイザー選手は、2015年にモトクロス世界選手権MX2(250ccクラス/以下、MX2)クラスで世界チャンピオンを獲得し、翌2016年には、最高峰のMXGPにステップアップして、ルーキーイヤーでチャンピオンを獲得しました。その後2年間は惜しくもタイトルを逃したものの、2019年と2020年は2連覇を達成し、今年2022年も4回目の戴冠を果たしたことで、モトクロス世界選手権で通算5度のチャンピオンに輝いています。
ルーベン・フェルナンデス選手は、2017年 モトクロス欧州選手権 EMX250(以下、EMX250)で3位を獲得。2018年にはMX2にステップアップしましたが、翌年はEMX250に再び参戦。2020年からMX2に本格参戦すると、2020年はランキング9位。2021年は「Honda 114 Motorsports」に移籍しMX2に参戦していましたが、第17戦からはMXGPに昇格しています。今年はMXGPクラスにフル参戦し、2度の総合3位の表彰台を含むランキング8位となりました。