CRF450RW
Honda CRF450RWは、Team HRCのエンジニアとHRC、日本のHondaの技術力を集めて、開発されたワークスマシンです。
効率よくパフォーマンスを発揮するように設計された最高傑作です。エンジニアたちは、マシンが2019年にMXGP世界チャンピオンを獲得したあと、ティム・ガイザーとともに再び世界チャンピオンを獲得する2020年まで、新型マシン開発に取り組んできました。2016年の世界選手権で優勝したマシンから昨年の2019年型まで、MXGPライダーが走破しなければならないさまざまなコンディションに対応するために、ゼロから作り上げられました。今回の新型マシンは、その成功の系譜の中で、最新の進化を遂げています。
HRCのCRF450RWは、Hondaの基本思想「マス集中」に基づき設計されたクラス最軽量のマシン。モトクロスレースでもその特性を発揮し、軽快さと操縦性を兼ね備え、力強い走りを可能にしています。スリムなプロポーションは、精緻に調整されたエアロダイナミクスと低重心を特徴とし、空中でのコントロール性能を高めています。ワークスマシンは、ピレリ製タイヤとショーワ製サスペンションを装着、ビレットチタン製フットペグ、チタン製ボルトによる軽量化、ワークス仕様のシリンダーヘッドとカムシャフト、USヨシムラ製カスタムエキゾーストなど、数々のカスタムパーツを採用しています。
スペック
エンジン |
水冷4ストローク4バルブ ユニカム |
総排気量 |
449cc |
内径 x 行程 |
96.0 x 62.1 |
最高出力 |
(非公開) |
トランスミッション |
5速 |
燃料供給装置形式 |
電子式 |
点火装置 |
Factory Honda |
マフラー / エアフィルター |
US Yoshimura / Twin Air |
スパークプラグ |
NGK |
クラッチ |
Hinson |
チェーン |
D.I.D 520 |
サスペンション |
Showa Factory |
ホイール / タイヤ |
D.I.D Dirt Star / Pirelli |
ブレーキ |
Factory Nissin |
燃料タンク容量 |
(非公開) |