Czechia Grand Prix
MotoGP 2026
Round 9

ソフトタイヤの賭けが奏功、ミルが5位でHonda勢トップ

cz Automotodrom Brno

灼熱のチェコGPで、ジョアン・ミルが粘り強い走りで5位、ルカ・マリーニも存在感ある走りで8位に入り、チームは今季最高の総合成績を記録しました。ディオゴ・モレイラも11位でポイントを獲得しています。

ソフトタイヤの賭けが奏功、ミルが5位でHonda勢トップ

グリッドに並んだジョアン・ミルは、多くの人が賭けと見ていたソフトリアタイヤを選択しました。ミディアムタイヤを選ばなかった唯一のライダーとなったミルは、グリッド11番手から好スタートを決めると、すぐにトップ10争いへ加わります。鋭く正確な走りで5周目までにトップ6圏内へ浮上。レース後半はアコスタを追い上げる展開となり、16周目にペースの落ちたKTMライダーをパスすると、その後数周にわたり激しいバトルを繰り広げました。最終的に5位でフィニッシュし、今季ここまでで最多のポイントを獲得。2020年MotoGP世界王者のミルは、全体として好結果に終わった週末を締めくくり、自身とHonda RC213Vのポテンシャルを改めて示しました。

ルカ・マリーニもチームメイトに劣らぬ力強いレースを披露しました。グリッド14番手から着実に順位を上げ、ミルの後方につけました。序盤にモルビデリを攻略したのち、6周目までにトップ10入りを果たし、前方のモレイラを追撃。その後方にはホルヘ・マルティンが迫っていました。終盤にはルーキーのモレイラとの差を一気に詰め、最後まで安定したペースを維持したマリーニは、Honda RC213Vでの豊富な経験を示し、8位でレースを終えました。

ディオゴ・モレイラはグリッド5番手から素晴らしいスタートを決め、序盤から表彰台争いにしっかりと加わりました。しかし、周回を重ねるにつれてペース維持に苦しみ、ポジションを守ろうと懸命にプッシュしたものの徐々に順位を落としました。それでも冷静に状況をコントロールし、ミスなく走り切って11位でフィニッシュしました。

チームメイトのカル・クラッチローは、グリッド21番手からのスタートに加え、酷暑のコンディションも重なり、難しいレースに挑むことになりました。それでもCastrol Honda LCRの代役ライダーは力強い走りを披露し、競争力のあるラップタイムを刻みながら安定したペースを維持しました。終盤にはタイヤの摩耗への対応が一段と難しくなったものの、集中力を切らすことなく走り切り、17位でフィニッシュしました。

戦いは休む間もなく続き、ロードレース世界選手権(MotoGP)はカレンダーで最も歴史ある舞台、TTサーキット・アッセンへと北上します。


HRC公式Instagramで最新情報をチェック!
https://www.instagram.com/hondaracingcorporation/


Joan Mir
Joan Mir 36
Honda HRC Castrol
今日は本当に価値のある結果を懸けて戦うチャンスがありましたし、全力で挑んだ結果、良いリザルトを残すことができました。週末全体を振り返っても本当に満足しています。Honda HRC Castrolチームには感謝したいです。週末を通して素晴らしい仕事をしてくれましたし、Q2での落ち込みも乗り越えることができました。自分自身にも、ソフトタイヤを選ぶという決断にも大きな自信がありました。アコスタのトラブルによって得た順位は1つだけで、これが現時点で自分にできる現実的な結果だったと思います。目標は毎週末このようなパフォーマンスを発揮することですが、今はまだ一戦一戦取り組んでいる段階です。この良い流れをアッセンにも持ち込みたいです。

Luca Marini
Luca Marini 10
Honda HRC Castrol
非常に堅実なレースができました。自分のペースにも、懸命にプッシュできたことにも、そして多くのポジションを挽回できたことにも満足しています。金曜日と土曜日に比べてマシンを改善することができましたし、ミディアムのリアタイヤのおかげで、スプリントで感じていた違和感の多くを解消することができました。今回も日曜日に巻き返し、全体をうまくまとめる週末になりましたが、特にオーバーテイクが難しいアッセンでは金曜日午後の時点でトップ10に入っていなければなりません。そして、ソフトタイヤで素晴らしいレースをしたジョアンの走りを称えたいです。彼はソフトをとてもうまくマネジメントしていました。

Diogo Moreira
Diogo Moreira 11
Pro Honda LCR
厳しいレースでした。昨日クラッシュしていたこともあり、確実に完走することが重要だったので、最も安全な選択肢としてミディアムタイヤを選びました。レース終盤は難しい展開になりましたが、タイヤをマネジメントしながら最後まで走り切ることに集中しました。状況を考えれば良い仕事ができましたし、ポイントも獲得できました。アッセンではさらに一歩前進し、再び上位争いに加わることを目指します。

Cal Crutchlow 35
LCR Honda CASTROL
長いレースでしたが、完走できてうれしく思います。最初の8周は本当に楽しめましたが、その後はフロントタイヤに苦しみ始めました。序盤にはいくつか良いバトルもあり、とても楽しかったです。
その後はタイヤの状況を管理するために少しペースを落とさなければならず、そこからはとにかく走り続けることに集中しました。残り7周あたりからはパワーも落ち始め、さらに厳しい状況になりました。もっと速く走れた感触はありますが、一番重要だったのはマシンをゴールまで持ち帰ることでした。チームも私もこの結果に満足していますし、すでにアッセンを楽しみにしています。


Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image

レポート公開日
戻る