Track Report
MotoGP 2021
Round 2

Repsol Honda Team 現場レポート2021 - Vol.232

qa Losail International Circuit

開幕戦カタールGPからの連戦となった第2戦ドーハGPが、4月2日から4日までの3日間、ロサイル・インターナショナル・サーキットで行われました。昨年に続き今年もコロナ禍の中でシーズンが開幕。そのため物流や関係者の移動を最小限に抑え、大会を一つでも多く開催するための処置として同一サーキットでの2連戦となりました。

Repsol Honda Team 現場レポート2021 - Vol.232

先週行われた開幕戦カタールGPでは、今季Repsol Honda Teamに加わったポル・エスパルガロが8位、欠場が続くマルク・マルケスの代役としてステファン・ブラドルが出場して11位という結果を残しました。

連戦となったドーハGPでは、公式テスト、そして開幕戦のデータを活用してさらに上位を目指しましたが、ポル・エスパルガロが13位、ブラドルが14位という結果でした。2週連続の開催ということでハイレベルな戦いになり、ワンミスがレース結果に大きな影響を与えます。今大会、両選手はともにミスのために本来のパフォーマンスを結果につなげることができませんでした。

また、LCR Honda IDEMITSUの中上貴晶はタイヤのパフォーマンスをうまく活かせず17位、アレックス・マルケスは今大会も転倒リタイアと残念な結果に終わりました。

Honda勢としては全体的に厳しい結果に終わりましたが、ヨーロッパラウンドに向けて多くのデータを収集しました。第3戦ポルトガルGPからのばん回に向けて手応えをつかんだRepsol Honda Teamのアルベルト・プーチ監督がレースを振り返ります。



カタールGPからの連戦となった第2戦ドーハGPの戦略を教えて下さい。

「いつものようにいいスタートを切り、メイングループについていってフロントで戦うことが戦略でした。残念ながらステファンはスタートでミスをしてしまい、予選で得たアドバンテージをなくしてしまいました。一方、ポルはかなりいいスタートを切り、カタールGPで起きたような1コーナーの混乱を避けることができました。これはとても重要なポイントです」

今大会のポジティブポイント、そしてネガティブポイントがあれば、それを教えて下さい。

「ポジティブなことは、ポルがミスをして2度コースを外れたにも関わらず、トップとの差がわずか6秒だったこと。そしてトップ5と4秒差でフィニッシュできたことです。まだ優勝するには至りませんが、差はそれほど大きくありません。20秒の差を縮めなければいけないわけではありません。いくつか細かい部分に取り組まなければなりません。それらがうまく調整できれば勝てると思います。

今回のグランプリのネガティブな点は、Honda勢全体の結果ですね。ミスがあったし、アレックス・マルケスはレース中盤に転倒しました。残念です」

レース中、ピットウォールから見ていた感想は?

「エスパルガロが1コーナーで2回目にはらんだとき、私たちのグランプリが終わったと分かりました。それまでは前の集団に追いつくことを期待していました。このときポルはトップとわずか2.6秒差でしたからね。8番手から5番手まで追い上げたし、高いポテンシャルはあります」

インサイドストーリーがあれば、それを教えて下さい。

「2回のテストと2週連続のグランプリのため、カタールに長いこと滞在しています。これまで経験してきた結果に比べれば、今回はあまりいい結果を残せずに去ります。レースは決して簡単ではありません。それは分かっていることであり、克服しなければなりません。これからヨーロッパに戻り、ポルトガルでは新しいレースウイークが始まります。ドーハで学んだことを活かし、今後前進するために取り組みます。ポルとステファンはもっと前進できると思います。シーズンは長く、まだ始まったばかりです」



カタールGP、ドーハGPの2連戦を終えて、グランプリの舞台はヨーロッパへ。1週間のインターバルで第3戦ポルトガルGP(4月18日決勝)がアルガルベ・インターナショナル・サーキットで開催されます。ポルトガルGP直前の4月12日には、復帰の可能性を探るためにマルク・マルケスの右上腕の手術を行った医師団により検診が行われます。世界が注目する一日になることは間違いありません。



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