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MotoGP 2025
Round 18

マリーニ、Honda HRC Castrolの金曜セッションを再び力強くリード

id Pertamina Mandalika International Circuit

ルカ・マリーニとジョアン・ミルがそれぞれ4番手と6番手につけ、Honda HRCファクトリーチームの新たな常識となりつつある2人揃ってのトップ10進出をまたしても達成しました。

マリーニ、Honda HRC Castrolの金曜セッションを再び力強くリード

例によってインドネシア・ロンボクのコンディションは過酷で、気温は30度台、湿度は67%に達しました。そんな中でも、日本GPでの表彰台獲得で得た勢いをそのままに、Honda HRC Castrolは全長4.3kmのインドネシア・サーキットで一周一周を無駄にすることなく走行しました。シーズンを通して積み重ねてきた作業をさらに進め、二人は今回もRC213Vでトップ集団に加わり、存在感を示しました。

午前中の走行をリードしたルカ・マリーニは、0.136秒差でトップに立ち、その意欲を明確に示しました。午後にはさらに1.1秒タイムを短縮し、総合4番手で1日を終えました。彼の1分29秒730という記録は、昨年のインドネシアGPでのQ1タイムよりすでに0.6秒速いタイムです。もてぎでの走りと同様の好調ぶりを見せており、その経験を活かして予選で結果を出すことを目指しています。得意とするサーキットでリズムよく走るマリーニに明日も注目です。

ジョアン・ミルもチームメイトに負けじと奮闘し、マリーニのタイムから0.038秒差の6番手で1日を締めくくりました。二度の世界チャンピオンであるミルにとって、もてぎほど得意なサーキットではないものの、金曜のマンダリカでも一貫して競争力を発揮しました。これで2人が金曜の時点で直接Q2進出を果たすのは3戦連続となり、このパフォーマンスを毎戦維持することが週末の明確かつ現実的な第一目標となっています。

マリーニとミルはこの日、両者ともにこれまでで最高の走りを見せ、フロントロー獲得を明確なターゲットとしています。トップ10のうち9人がわずか0.5秒差という接戦の中、土曜日はわずかな改善が大きな成果につながる激しい戦いが予想されます。


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Luca Marini
Luca Marini 10
Honda HRC Castrol
GPを重ねるごとにフィーリングとパフォーマンスが向上しており、明確な軌道に沿って進んでいます。ガレージを出るたびに理解が深まり、マシンの限界を少しずつ押し上げています。まだ金曜日でやるべきことは多くありますが、今日の成果にはとても満足しています。明日はQ2で良いラップタイムを出し、グリッドのフロントロー獲得が重要な目標となります。すでにレースペースには手応えがあるので、今夜はソフトリアでさらにスピードを引き出す作業を行います。ここで改善ができれば、週末を非常に良い形で進められると思います。

Joan Mir
Joan Mir 36
Honda HRC Castrol
今日は本当に集中が必要でした。転倒しやすい状況で、良いフィーリングを得るために作業を重ねる必要がありました。得意なサーキットではないものの、安定して速く走ることができた充実した一日でした。今夜確認して改善すべき点はいくつかありますが、このサーキットで強さを発揮できたことが私たちのレベルを示しています。今日は自信につながる一日であり、残りのシーズンへの後押しになりました。先週末の好成績をしっかり裏付ける良い内容でしたし、今後さらなる前進が見込めると思います。


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