Sprint
MotoGP 2025
Round 16

マリーニがHonda加入後の予選ベスト、ミルは日曜に専念

sm Misano World Circuit Marco Simoncelli

明暗分かれる結果となったルカ・マリーニは、Honda加入後自己最高となるグリッド6番手を獲得したものの、スプリントでは堅実な7位フィニッシュに留まりました。一方、チームメイトのジョアン・ミルは金曜午後のクラッシュの影響で土曜の走行を見送りました。

マリーニがHonda加入後の予選ベスト、ミルは日曜に専念

土曜日の始まりとともに、ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリでは、予選とスプリントに臨むルカ・マリーニに注目が集まりました。1日を通して理想的なコンディションが続く中、フリープラクティス2で3番手につけたマリーニは、新たなレベルのスピードと安定感を発揮。Q2終盤に渾身のラップをまとめ上げて6番手グリッドを獲得しました。ベストラップの1分30秒390は昨年の予選タイムより1.5秒速く、ポールタイムが0.1秒しか改善されなかったことを踏まえると、マリーニとHonda RC213Vの進歩は明確です。これはマリーニにとってHonda HRCライダーとして自己最高の予選結果となります。

スプリントでは、マリーニはアコスタやアルデゲルらと力強く競り合い、先頭集団に食らいつこうと奮闘しました。しかし午前中とは感触が変わり、本来のパフォーマンスを発揮しきれず、7位でフィニッシュしました。

一方、ジョアン・ミルは金曜のクラッシュによる首の痛みと動きの不調が続いたため、サンマリノでの土曜の走行を見送ることを決めました。追加の休養と理学療法を経て、日曜の決勝レース出走を目指しています。


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Luca Marini
Luca Marini 10
Honda HRC Castrol
1年を通してのパフォーマンスを考えれば今日は良い結果でしたが、午前中の感触からすると、正直もっと良い結果を期待していました。金曜日に比べてバイクは改善できましたが、スプリントではすべてが悪く感じられ、風向きの変化もあって午前中ほど強さを発揮できませんでした。コンディションが完璧な時はフロントにかなり近づけますが、何かが欠けるとまだ埋めるべき差が生まれます。明日はスタートが非常に重要になり、今日よりも改善できればと思います。これまで述べたように、今シーズンや過去12か月を全体的に振り返れば、ここまでの成果を誇りに思っています。明日はさらにやれると確信しています。


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