Practice
MotoGP 2025
Round 16

前進を続けるHonda HRC Castrol、ミサノで実りある金曜日

sm Misano World Circuit Marco Simoncelli

前進の勢いが止まらないペースで高まり続ける中、ジョアン・ミルとルカ・マリーニが再び金曜日にトップ10入りを果たし、Honda HRCのエンジニア陣の実力も引き続き示されています。

前進を続けるHonda HRC Castrol、ミサノで実りある金曜日

アドリア海沿岸での金曜日は、Honda HRC Castrolにとって二重の喜びとなりました。Honda RC213Vに加えられたさらなるアップグレードにより、ジョアン・ミルとルカ・マリーニが二人共に潜在力を発揮し、再び上位で戦う姿を見せました。午後のセッション終盤にクラッシュがあったものの、1分30秒819のベストタイムでHonda勢を牽引したのはジョアン・ミルでした。総合6位となり、12か月前の同セッションにおけるザルコのベストタイムよりも1秒速いラップを刻みました。新しいエキゾーストや複数のエアロパーツを含むアップグレードによって後押しされたミルは、ワールドチャンピオンの実力を示し、土曜日と日曜日に向けた明確な目標を掲げました。

地元ファンの前でプレッシャーを感じていたであろうルカ・マリーニは、両セッションの大半でトップ5圏内に安定して位置し、Honda HRCのエンジニア陣が準備したアップグレードのテストに取り組みました。午後のセッション終了間際、時間が迫る中でマリーニはトップ10圏外にいましたが、力強くHonda HRC Castrol RC213Vを駆り、1分30秒848を記録。チームメイトのミルに0.029秒差の7位でセッションを終えました。MotoGP殿堂入りのケーシー・ストーナーも現地に姿を見せ、マリーニに助言を送りました。

第一の目標を見事に達成した両ライダーにとって、土曜日はスプリントと決勝で先頭集団と共に抜け出すために、最良のグリッドポジション確保が鍵となります。一歩ずつ着実に、Honda HRCは加速し続ける勢いで上位との差を縮めています。


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Joan Mir
Joan Mir 36
Honda HRC Castrol
クラッシュはありましたが、とても前向きな一日になりました。2本目のタイヤでラップタイムを改善していたところでクラッシュしましたが、それでも結果を出すことができました。クラッシュ後は少し痛みがあり、首がかなり痛むので、今夜は理学療法士とケアをする必要がありますが、対処はできます。明日さらに一歩前進できる余地が残されており、フロント2列目以内を狙っています。このレースではさらに多くの新しいパーツが投入されており、すぐに速さを出すことができ、本当に良い改善です。とても満足のいく金曜日で、全員がセッション終盤に新品タイヤを投入する中でトップ6に残るのは簡単ではありません。常に前進し、新しいものを取り入れてくれるHonda HRCの仕事に感謝します。

Luca Marini
Luca Marini 10
Honda HRC Castrol
今週末はバイクがとてもよく機能していて、投入したアップデートはすべて最初から速さにつながりました。ライディングを楽しんでいますが、いつものようにフロントにさらに近づくために改善すべき点はまだあります。予選は厳しくなりそうですが、走るごとにペースは良くなっていると思います。Q2に直接進出できたのは助かりますが、ソフトリアをさらに活かすために今夜何かしらの改善点を見つける必要があります。一度立ち止まって状況を振り返ると、ここ数戦で良い進歩を遂げており、過去12か月でもうまくやってきたと思います。我々の目標はさらに大きくなり、これからもっと多くの成果が待っています。


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