イタリアGP決勝はチャントラにとって厳しい一戦となる
ロードレース世界選手権(MotoGP)第9戦イタリアGP決勝がムジェロ・サーキットにて行われた。IDEMITSU Honda LCRのソムキアット・チャントラは厳しい一戦を終え、イタリアGPの週末を締め括った。

22番グリッドスタートとなったチャントラは決勝での巻き返しを狙ったが、チームの手順ミスにより状況が一転した。ウォームアップラップ直前にチャントラはエンジンをストールさせてしまい、チームはすぐに再始動させた。しかし、グリッド上でのエンジンの再始動はレギュレーション違反であり、本来はグリッド上から移動させてピットレーンで行うべきであった。
ロングラップペナルティを受けることとなったが、チャントラは最後まで最善を尽くして18位でレースを終えた。
チームはミスを反省し、来週に控える次戦のアッセンで巻き返しを誓う。
ザルコはイタリアGPを苦難の結果で締めくくる
CASTROL Honda LCRのヨハン・ザルコは不運にも決勝を完走できずに終えることとなった。
ウォームアップ中にマシンのフィーリングが向上し、ザルコは14番グリッドからの巻き返しに向けて万全な状態でスタートを迎えた。
いいスタートを切り、レース序盤でポジションをいくつか上げることに成功し、ペースに自信があったザルコはさらなる追い上げに向けて勢いを見せていた。
しかし残り20周になったころ、トップ10に向けて健闘していたザルコは、タイヤ温度の上昇によってフロントのコントロールを失うと、第15コーナーで転倒しレースを終えることとなった。
イタリアGPはCASTROL Honda LCRにとって厳しい週末となったが、チームは次戦のアッセンでの巻き返しに向けて準備を進めている。
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厳しいレースでした。スタート前にグリッド上で起こったことは残念でしたが、わたしたちはチームであり、共にいい教訓となりました。ペナルティを受けましたが、最後までベストを尽くしました。次戦のアッセンに向けて気持ちを切り替えて、さらに強くなって戻ってきたいと思います。
厳しいレースでした。スタート前にグリッド上で起こったことは残念でしたが、わたしたちはチームであり、共にいい教訓となりました。ペナルティを受けましたが、最後までベストを尽くしました。次戦のアッセンに向けて気持ちを切り替えて、さらに強くなって戻ってきたいと思います。

コーナーでの感触は週末を通してよかったし、楽しんで走ることもできていただけに転倒は予想していませんでした。タイヤ温度が影響してフロントのコントロールを失ったのだと思います。スプリントを完走できなかった分、決勝はポイントを獲得してポジティブな結果で週末を終えたかっただけに残念です。それでも前進できた手応えがありましたし、力強いオーバーテイクもでき、走行を楽しめたことが重要だと思います。今週学んだことを活かして、次戦のアッセンで再び挑戦します。
コーナーでの感触は週末を通してよかったし、楽しんで走ることもできていただけに転倒は予想していませんでした。タイヤ温度が影響してフロントのコントロールを失ったのだと思います。スプリントを完走できなかった分、決勝はポイントを獲得してポジティブな結果で週末を終えたかっただけに残念です。それでも前進できた手応えがありましたし、力強いオーバーテイクもでき、走行を楽しめたことが重要だと思います。今週学んだことを活かして、次戦のアッセンで再び挑戦します。







