アラゴンGPスプリントはザルコにとって厳しい一戦となる

Sprint

MotoGP 2025

Round 8

2025年06月08日

アラゴンGPスプリントはザルコにとって厳しい一戦となる

MotorLand Aragón

ロードレース世界選手権(MotoGP)第8戦がスペインのモーターランド・アラゴンにて開幕を迎え、土曜日はスプリントと予選が行われた。

CASTROL Honda LCRのヨハン・ザルコは予選中トラブルに見舞われ12位となり、スプリントは16位に終わった。スプリントでは4列目から好スタートを切ると、ザルコはプッシュしてペースを上げていった。よいリズムを築き維持していくために、バイクをうまく旋回させることがザルコにとって大きな課題だった。しかし、周回を重ねるにつれてタイヤの摩耗が進んだことでバイクの挙動が改善せず、ポイント争いに加わることができなかった。ザルコはチームとともにデータの解析に努め、明日の決勝に向けた対策を進めている。

アラゴンGPスプリント、チャントラは苦戦を強いられる

IDEMITSU Honda LCRのソムキアット・チャントラは予選で21位、スプリントでは追い上げを強いられる厳しい展開となり結果は19位となった。スプリントでチャントラはいいスタートを切ったが、気温の高さとバイクのフィーリング不足により苦戦。リヤグリップに問題を感じ、それが原因でポジションアップのためにプッシュすることが難しくなった。それでもチャントラは集中力を維持し、バイクの挙動を注視しながら走行を継続。厳しいレース展開の中で、終盤にはラップタイムを改善し、有益なデータを得ることができた。チームはこのデータをもとに改善に努め、明日の決勝に向けて準備を進める。

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Johann Zarco ⁵

CASTROL Honda LCR

スプリントは厳しいレースになりました。もっといい結果を目指したかったのですが、今日は難しい一日でした。予選ですでに苦戦をしていましたが、スプリントは思ったように走ることができませんでした。ベストを尽くしましたが、簡単にはいきませんでした。ここは特殊なコースではあるのですが、今夜解析をしてなぜこの週末うまくいっていないのか原因を見つけたいと思います。バイクの旋回性を高めることが、ここでは重要な課題となりそうです。

Somkiat Chantra ³⁵

IDEMITSU Honda LCR

スプリントの序盤は調子がよかったのですが、高い気温の中でリヤのグリップが足らない状況に適応するのが難しくなりました。昨日に比べて路面温度が上がり、レースを通して苦戦することとなりました。終盤にかけて、明日の改善に向けて有益なこともいくつか理解できたので、決勝では前進できるよう取り組んでいきます。