レースウィーク最初のセッションとなったフリー走行1回目から好調なペースと安定した走りを見せたザルコは、アラゴンのサーキットに素早く適応していった。午後はコンディションが変わりタイムを出すことが難しい状況となり、バイクのフィーリングは最適ではなかったが、ザルコはその経験値と集中力をもって健闘を見せた。

セッション終盤、ザルコは好タイムを叩き出しQ2へ直接進出を決めた。明日の予選への大きなアドバンテージとなると同時に、スプリントでのよいグリッドポジション獲得に向けても期待が高まった。

手応えを感じたチャントラ、アラゴンGP初日を無事に終える

ロードレース世界選手権(MotoGP)第8戦がスペインのモーターランド・アラゴンにて開幕を迎えた。IDEMITSU Honda LCRのソムキアット・チャントラは走行初日となった金曜日を21位で終えた。

チャントラは改善点に向けての取り組みと、アラゴンのサーキットレイアウトに合わせたセットアップに適応することに注力して走行した。先日手術を右腕によってここ数戦思ったようなパフォーマンスを発揮できずにいたが、チャントラは徐々に回復を実感している。

チャントラとチームは着実に改善されていること感じており、それが安定して発揮できれば明日の予選とスプリントでは大きく前進できると期待している。

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