Sprint
MotoGP 2024
Round 19

Repsol Honda Team、マレーシアGPスプリントで前進

my Sepang International Circuit

ルカ・マリーニとジョアン・ミルは、厳しい土曜日の午前のレースからわずかに持ち直し、スプリントでポジションを上げてより競争力のあるペースを見せ、15位と16位でフィニッシュしました。

Repsol Honda Team、マレーシアGPスプリントで前進

セパン・インターナショナル・サーキットでは、土曜日のレースを通して、湿度の高いコンディションが絶え間なく続きました。選手全体の継続的なペース向上に遅れを取らないために、ルカ・マリーニとジョアン・ミルはチームと緊密に連携し、ペースを保つ努力を続けました。雨の心配は結果的に杞憂に終わり、スタート直前でひやりとする瞬間はあったものの、最終的には全セッションがドライコンディションで行われました。

チームメイトのジョアン・ミルより1つ前の19位からスタートしたルカ・マリーニは、スプリントでLCR Honda RC213Vに乗るヨハン・ザルコのスピードに対抗することを目指しました。レースの大半を通じてフランス人ライダーのザルコに食らいつき、終盤にはチームメイトのミルからの猛追を抑えながら15位でゴールしました。以前のレースと似たセットアップに戻したことが、イタリア人ライダーのマリーニにフィーリングを取り戻させ、最終的にこの日のHonda勢トップの成績に貢献しました。マリーニは20周を走る日曜日のマレーシアGP決勝レースに向けて、チームと共にいくつかの改善点に集中するつもりです。

Q1を10位で終え、スプリントで厳しい戦いに挑むことになったジョアン・ミルは、それでも例によって果敢に攻めました。20位からのスタートをうまく決め、序盤の数コーナーを慎重に抜けていったものの、第4コーナーで危うく他のライダーの破損パーツと接触しそうになり、バイクを起こさざるを得ずポジションを落としてしまいました。2020年のワールドチャンピオンであるミルはそこから再び勢いを取り戻し、着実にポジションを上げて、最終ラップまでチームメイトのマリーニを追い続けました。ミルはマリーニと僅か1秒差で16位に入り、フィーリングの改善やチームと共に探り当てたレースペースに手応えを感じました。日曜日にはさらなる改善のチャンスが控えています。

シーズンのラストを前にした日曜日が目前に迫り、全長5.54キロメートルのセパン・インターナショナル・サーキットを20周する決勝レースは、現地時間の午後3時に予定されています。2024年ロードレース世界選手権(MotoGP)の勝者が決まる可能性のある、最も重要なレースの一つとなるでしょう。


HRC公式Instagramで最新情報をチェック!
https://www.instagram.com/hondaracingcorporation/


Luca Marini
Luca Marini 10
Repsol Honda Team
今回のレースはまずまずでした。良いスタートを切り、序盤は競り合うことができましたが、他のライダーたちと同じペースには至らず、1分59秒台をキープするにはリスクが大きすぎたので、前のグループについて行くことができませんでした。全体として、昨日と比べて前進できたと感じており、気持ちは前向きです。夜を通して多くの作業をしてくれたチームに感謝したいです。特に直線のブレーキングで改善の余地がまだあるので、そこに関してもう少し前進したいと思っています。明日がどうなるか楽しみです。まだまだチャンスはあります。

Joan Mir
Joan Mir 36
Repsol Honda Team
今日はいくらか前進できました。予選で苦戦し、多くを失いましたが、スプリントで少し取り戻すことができました。バイクをより自然に操れるようにいくつか変更を加えたので、それも助けになりました。スタートは良かったものの、密集した集団に巻き込まれてしまい、第4コーナーでは誰かのウイングが飛んできてバイクを起こさざるを得ませんでした。序盤はかなり難しい状況でしたが、その後はペースが安定して、レースの中盤からはかなりの競争力を発揮できました。


Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image Gallery image

レポート公開日
戻る