Repsol Honda Team、オーストラリアでの浮き沈みのある金曜日を経てさらなる向上を目指す
ジョアン・ミルとルカ・マリーニは限られた走行時間を最大限に活用し、フィリップアイランドでのMotoGPに挑みました。初日は天候や野鳥の影響もあり、波乱の幕開けとなりました。
2024年オーストラリアGPの初日は再び雨に見舞われ、フィリップアイランドの過酷な天候の影響を受ける開幕となりました。金曜日の朝は大幅な遅延が発生し、1回目のフリー走行は最終的に中止となりました。その結果、午後に60分間のセッション1回のみが行われました。幸いにも、空が急に曇り始めたにもかかわらず、このセッションはドライコンディションで行われました。
カレンダー常連のお気に入りのサーキットの一つであるフィリップアイランドに臨んだジョアン・ミルでしたが、金曜日の単一セッションではいくつか課題に直面しました。フィリップアイランドの路面が新しく舗装されたため、Repsol Honda Teamが今シーズンのマシンに対する要求を理解する上で、ドライコンディションでの走行時間が非常に重要でした。午後のセッション中、地元の野鳥による赤旗中断がありましたが、ミルのリズムに大きな影響はなく、短い中断の後にすぐに走行を再開しました。2020年のワールドチャンピオンであるミルは、ロングランでは再びポテンシャルを示しましたが、新しいタイヤでのフィーリングの改善は依然として彼とチームの課題です。最速タイムは1分28秒773で、金曜日を17位で終えました。
ルカ・マリーニにとっては、明らかにもっと良い結果を残せる可能性があっただけに、悔しい一日となりました。金曜日を1分28秒820のベストタイムで終え、マリーニはチームメイトのミルにわずか0.05秒届かず、19位でした。マリーニの最終ラップではイエローフラッグが出され、彼の潜在能力が発揮できなかったため、土曜日にさらなる前進を目指しています。オーストラリアではよくあることですが、金曜日は上位19名のタイム差が1秒以内に収まるほど接戦でした。マリーニは、Honda RC213Vのセッティングだけでなく、自身のライディングでも明日のさらなる向上を確信しています。
土曜日は、Repsol Honda Teamにとって本格的な勝負の場となります。予選と、昨年は中止となったためにオーストラリアGPでは初めて開催されるスプリントレースが日曜日のメインレースに向けた重要な指標となります。またもや一日中、頻繁に天気予報をチェックすることになりそうです。
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