マリーニがポイントを獲得、ミルは日本GPをリタイアで終える
Repsol Honda Teamにとって、モビリティリゾートもてぎでの週末は非常に難解なものとなりました。ルカ・マリーニが14位まで回復した一方、ジョアン・ミルは1周目で無念のリタイアを喫しました。
日本GPの週末の天候を初めとする不安定な状況が、今日もほぼあらゆる面で続きました。Repsol Honda Teamは、刻々と変化する天候とレース展開に奮闘し、目の前のどんな状況からも最大限の成果を引き出すために絶えず取り組みました。Moto2レース中に短時間ですが雨が降り、MotoGPレース中にも白旗が掲げられたことで、ウェットバイクに切り替えるべきかという声もあがりましたが、最終的には、24周のレース全てスリックタイヤで行われました。
ルカ・マリーニは、彼の特徴である決意のこもった走りで、レース序盤の厳しいスタートから徐々に順位を上げていきました。序盤は後退しましたが、安定したラップを刻んでリンスやフェルナンデスらを追い抜き、ポイント圏内に浮上しました。14位でフィニッシュしたマリーニは、2024年シーズンのポイントをさらに積み上げ、トラブルも多かった週末をポジティブな締めくくりで終えました。さらなるデータ獲得と進歩を遂げた彼とRepsol Honda Teamは、年末に向けてより自信を深めています。
ジョアン・ミルのレースは、再び短命に終わりました。スタートは好調で、わずか半周で14位に浮上し、トップ10争いに挑む姿勢を見せていましたが、アレックス・マルケスに後方から衝突されて転倒。怪我は免れたものの、週末序盤に見せた有望な走りとは裏腹に、期待を裏切る形で日本を後にすることとなりました。
3連戦を終えたRepsol Honda Teamは、1週間の休息を挟み、再び3連戦に向けて準備を進めます。次戦は10月18日、オーストラリアGPの舞台となる壮大なフィリップアイランド・サーキットで幕開けとなります。
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