Repsol Honda Teamは、エミリア・ロマーニャGPの2日目に臨むと、前夜の作業の成果を即座に感じることができました。ルカ・マリーニとジョアン・ミルは、フリー走行2回目(FP2)でラップタイムを向上させ、重要なQ1セッションに向けて準備を整えました。
マリーニはQ1で自らのパフォーマンスを最大限に引き出し、ホンダ勢トップとなる今季最高の15番グリッドを獲得しました。わずか0.3秒差でQ2進出を逃しましたが、マリーニはホンダRC213Vの進化に合わせて自らのフォームとパフォーマンス全体を向上させ続けています。5列目からのスタートとなったマリーニは、序盤のラップでアレックス・マルケスに食らいつき、ホンダや他メーカーのマシンに関する貴重なデータを得ることができました。スプリントを16位でフィニッシュしましたが、ファビオ・ディ・ジャンアントニオのタイヤ圧違反により、15位に繰り上がりました。
FP2での進展を経てQ1に臨んだジョアン・ミルは、すぐにアタックを仕掛け、Q2進出を狙う位置に食い込みました。1分31秒450のベストラップを記録し、チームメイトのマリーニからわずか0.022秒差で今季最高の16番グリッドを獲得しました。しかし、スプリントでは再び振動の問題に悩まされ、厳しいレース展開となりました。
多くのポジティブな情報を得たRepsol Honda Teamは、日曜日の決勝に向けてさらに意欲を高め、土曜日の午前に見せたポテンシャルを発揮する準備を整えています。エミリア・ロマーニャGPの決勝は、日曜日の現地時間13時から全27周で行われます。