アラゴンGPスプリントで中上が14位でチェッカーを受ける
8月31日(土)、ロードレース世界選手権(MotoGP)第12戦アラゴンGPの予選とスプリントがモーターランド・アラゴン(以下アラゴン)で行われ、IDEMITSU Honda LCRの中上貴晶はHonda勢ベストの14位でフィニッシュしました。
前日30日(金)のプラクティスで路面のグリップ不足に苦戦し22番手だった中上は、31日(土)も路面コンディションの変化に戸惑いましたが、予選Q1ではセッション8番手のタイムをマークし18番グリッドを獲得しました。
午前中はハーフウエットからドライへと変わる難しい路面コンディション。現地時間15時にスタートが切られたスプリントでは青空が広がり、完全なドライコンディションとなりました。気温も31℃まで上昇しました。
中上はオープニングラップの混戦の中で18番手をキープ。2周目には15番手に浮上し、それからは1分49秒台のペースで周回を重ねました。最終ラップにはファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ)をかわし、14位でチェッカーを受けました。
前日は全面改修された路面に苦戦。この日は前夜の雨で路面のラバーが流され、再びグリップ不足との戦いとなりました。しかし、1分49秒台のペースで連続ラップを刻んだことで大きな手応えをつかみました。23周で争われる9月1日(日)の決勝では、4戦連続今季8回目のポイント獲得に挑みます。
今季ベストグリッドの10番手からスタートしたCASTROL Honda LCRのヨハン・ザルコは、オーニングラップでほかのライダーと接触し転倒リタイアに終わりました。
今季初めて予選Q2にダイレクトに進出したザルコは、今季ベストの10番グリッドを獲得しました。スプリントは4列目からスタートを切り12番手前後を走行していましたが、オーバーランからコースに復帰した際にほかのライダーと接触し、転倒しました。幸いにもザルコにケガはありませんでした。
明日の決勝ではトップ10フィニッシュを目標に、転倒リタイアに終わったスプリントの雪辱を果たす意気込みです。
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