中上が今季ベストリザルトをマークし4戦連続でポイントを獲得
9月1日(日)、ロードレース世界選手権(MotoGP)第12戦アラゴンGPの決勝がモーターランド・アラゴンで行われ、IDEMITSU Honda LCRの中上貴晶は12位でフィニッシュしました。
連日、目まぐるしく変わる路面コンディションに翻ろうされた中上ですが、決勝レースでは18番グリッドから好スタートを切り、オープニングラップで14番手に浮上。レース中盤にはラウル・フェルナンデス(アプリリア)をかわし、転倒者が出たこともあり12番手にポジションを上げました。一時はアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)、アレックス・リンス(ヤマハ)を抜いて10番手に浮上しますが、終盤に逆転されて12位でチェッカーを受けました。
今大会はトップ10フィニッシュのチャンスがありましたが、終盤のグリップ不足に苦戦してポジションダウン。しかしながら、今季ベストの12位というリザルトを得ました。これで中上は4戦連続、今季8回目のポイント獲得。今大会もHonda勢トップでフィニッシュしました。
CASTROL Honda LCRのヨハン・ザルコは14位でポイントを獲得しました。今季ベストグリッドの10番手から決勝に挑んだザルコは、転倒リタイアに終わった前日のスプリントの雪辱に挑みました。しかし、夜から朝方にかけて降り続けた雨の影響で路面コンディションが大きく変わり、オープニングラップは14番手、2周目には15番手へとポジションを落とす厳しいスタートになりました。
その後も攻めの走りができず、レース中盤には18番手までポジションダウン。終盤に転倒者があったことなどでポジションが上がり、最終的に14位となりました。今大会、予選では手応えある走りで上位陣との差を縮めましたが、それを結果に反映できず悔しいレースとなりました。
※レース後、タイヤの内圧規定違反のため、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ)、ジャック・ミラー(KTM)、ラウル・フェルナンデス(アプリリア)の3選手に16秒加算のペナルティーが科されました。よって、中上は11位、ザルコは13位にそれぞれ繰り上がりました。
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