マリーニが17番手、ミルは21番手でアラゴンGP初日を終える
8月30日(金)、ロードレース世界選手権(MotoGP)第12戦アラゴンGPのフリー走行とプラクティスがモーターランド・アラゴン(以下アラゴン)で行われました。ここ数戦調子を上げているRepsol Honda Teamのルカ・マリーニはトップから1.479秒差の1分47秒280をマークし17番手、ホームGPを迎えたチームメートのジョアン・ミルは1分47秒843の21番手でプラクティスを終えました。
アルカニス郊外にあるアラゴンは、今大会を前に路面の全面改修工事が行われました。再舗装されたことで、これまで課題となっていたバンピーな路面が改善され、スムーズな走りが可能となりました。また、新しいアスファルトは周回を重ねるごとに路面のグリップが向上するという特徴があります。そのため、この日のセッションでは、フリー走行からプラクティスにかけて大幅にタイムが短縮されました。
マリーニはフリー走行で1分50秒045でしたが、午後から行われたプラクティスでは1分47秒280とタイムを2秒765短縮し、19番手から17番手へとポジションを上げました。シーズン前半戦最後の戦いとなった第9戦ドイツGP以降、RC213Vのパフォーマンスを引き出せるようになったマリーニは、今日のフリー走行とプラクティスでいくつかのテストに挑みながら着実にタイムを短縮。マシンを改善したことにより、一歩前進することができました。
一方、ホームGPを迎え闘志を燃やすミルは、フリー走行では1分49秒565で13番手に。プラクティスでは、転倒者によるイエローフラッグなど不運が重なります。タイムを1秒722短縮し1分47秒843で21番手となり、大接戦の中で残念ながらポジションを落としました。
この日のプラクティスでは、同じRC213Vに乗るヨハン・ザルコ(CASTROL Honda LCR)が8番手となり、ダイレクトで明日31日(土)の予選Q2進出を果たしました。新しい路面になったことで、明日もタイムが短縮されることは確実です。マリーニとミルは、ザルコに続く予選Q2進出を目標に予選Q1に挑み、その後行われるスプリントでは今季ベストを目指します。
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