Practice
MotoGP 2024
Round 12

マリーニが17番手、ミルは21番手でアラゴンGP初日を終える

es MotorLand Aragón

8月30日(金)、ロードレース世界選手権(MotoGP)第12戦アラゴンGPのフリー走行とプラクティスがモーターランド・アラゴン(以下アラゴン)で行われました。ここ数戦調子を上げているRepsol Honda Teamのルカ・マリーニはトップから1.479秒差の1分47秒280をマークし17番手、ホームGPを迎えたチームメートのジョアン・ミルは1分47秒843の21番手でプラクティスを終えました。

マリーニが17番手、ミルは21番手でアラゴンGP初日を終える

アルカニス郊外にあるアラゴンは、今大会を前に路面の全面改修工事が行われました。再舗装されたことで、これまで課題となっていたバンピーな路面が改善され、スムーズな走りが可能となりました。また、新しいアスファルトは周回を重ねるごとに路面のグリップが向上するという特徴があります。そのため、この日のセッションでは、フリー走行からプラクティスにかけて大幅にタイムが短縮されました。

マリーニはフリー走行で1分50秒045でしたが、午後から行われたプラクティスでは1分47秒280とタイムを2秒765短縮し、19番手から17番手へとポジションを上げました。シーズン前半戦最後の戦いとなった第9戦ドイツGP以降、RC213Vのパフォーマンスを引き出せるようになったマリーニは、今日のフリー走行とプラクティスでいくつかのテストに挑みながら着実にタイムを短縮。マシンを改善したことにより、一歩前進することができました。

一方、ホームGPを迎え闘志を燃やすミルは、フリー走行では1分49秒565で13番手に。プラクティスでは、転倒者によるイエローフラッグなど不運が重なります。タイムを1秒722短縮し1分47秒843で21番手となり、大接戦の中で残念ながらポジションを落としました。

この日のプラクティスでは、同じRC213Vに乗るヨハン・ザルコ(CASTROL Honda LCR)が8番手となり、ダイレクトで明日31日(土)の予選Q2進出を果たしました。新しい路面になったことで、明日もタイムが短縮されることは確実です。マリーニとミルは、ザルコに続く予選Q2進出を目標に予選Q1に挑み、その後行われるスプリントでは今季ベストを目指します。


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Luca Marini
Luca Marini 10
Repsol Honda Team
周回を重ねるごとに路面コンディションがよくなりました。今日のようにグリップの低いコンディションでは、マシンのフィーリングが以前よりもよく、トップ10に近づいていることを感じます。今日はザルコ選手がタイムアタックですばらしいラップを刻んだので、 彼のデータをチェックし明日に向けて改善点を明確にしたいです。 

Joan Mir
Joan Mir 36
Repsol Honda Team
路面が新しくなったので今日は難しい一日でしたが、 それは誰にとっても同じことです。 午後になってグリップが少しよくなりましたが、まだ完全な路面ではないので予測ができないコーナーもありました。明日はそれが改善されることを願っています。今日はニュータイヤでアタックした時にイエローフラッグが出てしまい、満足のいく走りができず残念でした。引き続き、多くのデータを集め改善を続けていきたいです。


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