ザルコがHonda勢トップの14番手で初日を終える
8月16日(金)、ロードレース世界選手権(MotoGP)第11戦オーストリアGPのフリー走行とプラクティスがレッドブル・リンクで行われ、CASTROL Honda LCRのヨハン・ザルコはHonda勢トップの14番手でプラクティスを終えました。
ザルコは、午前中に行われたフリー走行でトップから0.973秒差の16番手、午後のプラクティスでは1分29秒606と1.021秒タイムを短縮して、14番手へとポジションを上げました。
この日のザルコは中高速コーナーでのスピードがあり、リズミカルな走りをみせました。ここ数戦の走りは、RC213Vが確実に進化していることを感じさせます。
明日17日(土)の予選はQ1からとなりますが、さらにマシンのセットアップを改善してQ2進出を目指し、今季初のスプリントでのポイント獲得に挑みます。
IDEMITSU Honda LCRの中上貴晶は22番手でプラクティスを終えました。
今大会はニューアイテムが投入されました。これまではHondaの2チーム・4人のライダーが、それぞれ異なる仕様でマシンの開発に取り組んできました。今大会は4選手のマシンに共通アイテムが投入され、マシンの開発をスタートしています。そのため、初日のフリー走行とプラクティスはデータの収集が大きな目標となりましたが、中上はフロントのフィーリングに苦戦しました。
午前中のフリー走行は1分30秒839で19番手でしたが、午後のプラクティスは1分30秒421と期待したほどタイムを短縮できず、中上は22番手へとポジションを落としました。
明日のフリー走行で調整を行い、その後の予選Q1、14周で行われるスプリントでさらにセットアップを進める意気込みです。
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