ザルコがHonda勢トップの14位でスプリントを終える
8月3日(土)、ロードレース世界選手権(MotoGP)第10戦イギリスGPの予選とスプリントがシルバーストーン・サーキットで行われ、CASTROL Honda LCRのヨハン・ザルコは14位でチェッカーを受けました。
2日(金)のプラクティスで17番手だったザルコは、予選Q1で1分58秒730をマーク。Q1トップのアレックス・マルケス(ドゥカティ)と0.357秒差の6番手でした。予選Q2進出まで、わずか0.322秒差。大きなステップを刻む一日となりました。
16番グリッドから迎えたスプリントでは、オープニングラップで18番手へと後退します。しかし、周回するごとにポジションを上げて14位でフィニッシュしました。
レース中は、1分59秒769をベストに2分0秒台前半のタイムで、Repsol Honda Teamのルカ・マリーニとジョアン・ミルを従えて周回を重ねました。スプリントのポイント獲得となる9位には届きませんでしたが、20周の決勝に期待をつなぐレースとなりました。
ザルコとクルーは、シルバーストーンで昨日に続き前進しました。翌4日(日)の決勝は、グランプリ75周年を記念したスペシャルカラーのマシンで挑みます。
IDEMITSU Honda LCRの中上貴晶は、17位でスプリントを終えました。
21番グリッドからスタートした中上は、序盤からペースを上げることができず厳しい戦いを強いられました。レース後半は、レミー・ガードナー(ヤマハ)を抜いてポジションを1つ上げましたが、ほかのHonda勢からは大きく後れを取ってしまいました。
前日のプラクティスは転倒した影響で2分を切れませんでしたが、予選Q1では1分59秒822へとタイムを短縮しました。しかし、10周のスプリントでは中盤まで2分01秒台とペースが上がらず、終盤に2分0秒台でガードナーをパスするも、スタートからゴールまで苦戦のレースでした。スプリントのデータを活かし、決勝ではさらに上位を目指します。
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