サマーブレイクを終え、シルバーストーンでシーズン後半戦がスタート
ロードレース世界選手権(MotoGP)の2024年シーズン後半戦のスタートとなる第10戦イギリスGPが、8月2日(金)から4日(日)までの3日間、ノーザンプトン郊外のシルバーストーン・サーキットで開催されます。ここから始まる後半戦は、11月の最終戦バレンシアGPまでの16週間で11大会が開催されるハードな日程になっています。
今週末のイギリスGPはロードレース世界選手権75周年を記念して、全チームが特別にデザインされたヴィンテージ風のカラーリングでレースに挑みます。
Repsol Honda Teamのジョアン・ミルは、25~26年シーズンに向けた契約更改を終え、新たな気持ちで今大会に臨みます。ここまで厳しいレースが続いていますが、シーズン後半戦の目標はミル自身とマシン本来のスピード、安定性を取り戻すことです。シルバーストーンは高速コーナーが連続するハイスピードサーキットで、テクニカルな第9戦ドイツGPとは異なるチャレンジとなります。
チームメートのルカ・マリーニは、シーズン前半戦の締めくくりとなるドイツGPで今季初ポイントを獲得。レースウイークを通じてほかのHonda勢ライダーとバトルし、後半戦につながる走りをみせました。最高峰クラスにデビューして以来、シルバーストーンでは3年連続でポイントを獲得しており、ベストフィニッシュは昨年の7位です。
75周年を記念する特別カラーリングは、現地時間の8月1日(木)14時に発表されます。決勝は4日(日)の13時にスタートが切られ、スペシャルカラーのRC213Vがシルバーストーンを駆け抜けます。
○サーキット情報
シルバーストーン・サーキットは全長5.9kmで、現在グランプリが開催されている中では最も長いコースです。アベレージスピードは時速175km前後。オーストリアGPのレッドブル・リンク、イタリアGPのムジェロ・サーキット、オーストラリアGPのフィリップアイランド・サーキットと並ぶシリーズ屈指の高速サーキットです。シルバーストーンでのグランプリが復活した10年以降、Hondaライダーは11年にケーシー・ストーナー、14年にマルク・マルケスが優勝しています。
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