Practice
MotoGP 2024
Round 10

後半戦のスタートとなるイギリスGPでマリーニが一歩前進

gb Silverstone Circuit

8月2日(金)、ロードレース世界選手権(MotoGP)第10戦イギリスGPのフリー走行とプラクティスがシルバーストーン・サーキットで行われ、Repsol Honda Teamのルカ・マリーニが19番手、チームメートのジョアン・ミルは21番手でプラクティスを終えました。明日3日(土)はQ1からの予選となりますが、両選手とも着実に前進していることを感じさせる一日でした。

後半戦のスタートとなるイギリスGPでマリーニが一歩前進

グランプリ75周年を記念し、1983年にフレディ・スペンサーがタイトルを獲得したNS500にインスパイアされたRC213Vが、開幕前日に公開されました。このスペシャルカラーリングが登場するのは4日(日)の決勝となりますが、Repsol Honda Teamの両選手は、グランプリで最多勝利を誇るHondaの復活に向けて気持ちを新たにしました。

連日青空が広がるシルバーストーン。シーズン後半戦のスタートとなった2日(金)のフリー走行では、前戦ドイツGPで今季初ポイントを獲得し調子を上げているマリーニが、2分00秒711で20番手。午後のプラクティスでは、1分59秒644までタイムを短縮して19番手へとポジションを上げました。Honda勢トップのヨハン・ザルコ(CASTROL Honda LCR)と0.2秒差、チームメートのミルに0.6秒差をつける走りは、RC213Vへの適応に新たな一歩を踏み出したことを感じさせました。

マリーニの初日における課題は旋回性でした。明日3日(土)のフリー走行と予選、そしてスプリントで改善に取り組みます。

Repsol Honda Teamと契約更新を行い、心機一転、後半戦に挑んだミルは、フリー走行では2分1秒076で22番手、プラクティスでは2分00秒277までタイムを縮め21番手に。思うようにタイムを短縮できませんでしたが、コーナーの進入では力強い走りをみせ、フィーリングが向上していることを感じさせました。

2020年のMotoGPチャンピオンのミルは、ここ数戦さまざまなセッティングにトライしてきました。今大会も引き続き、改善に向けて最大限の情報を得ることに力を注ぎます。


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Luca Marini
Luca Marini 10
Repsol Honda Team
シーズン前半戦で取り組んできたことを今大会も継続しています。Hondaの要望に合わせたライディングスタイルで、大きな一歩を踏み出すことができました。それと同時に、チームも私のスタイルに合わせようと努力を続けています。その結果、こうして前進することができているのだと思います。今ではRC213Vに乗るほかのHondaライダーたちに、どんどん挑戦できるようになってきました。ライディングはますます楽しくなっているし、速く走ることも以前より楽になりました。まだまだやるべきことはありますが、正しい方向に進んでいると感じています

Joan Mir
Joan Mir 36
Repsol Honda Team
タイムシートは前回のレースとあまり変わりませんが、さらなるアップグレードの前に、現在のパッケージのパフォーマンスを最大限発揮することに重点を置いています。ここ数戦、今後の飛躍に向けてさまざまなことにトライしています。毎日少しでも前進することを目指していますが、多くの分野で思ったように進むことができていません。しかし、これまで通り粘り強く作業を続けます。明日なにが起こるか見てみたいです


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