Sprint
MotoGP 2024
Round 9

ザルコがドイツGPのスプリントで17位フィニッシュ

de Sachsenring

7月6日(土)、ロードレース世界選手権(MotoGP)第9戦ドイツGPの予選とスプリントがザクセンリンクで行われ、CASTROL Honda LCRのヨハン・ザルコが17位でフィニッシュしました。

ザルコがドイツGPのスプリントで17位フィニッシュ

前日の5日(金)に行われたフリー走行とプラクティスで手応えのある走りをみせるも、セッション終盤のアタックで16番手にダウンしたザルコは、予選とスプリントが行われた2日目も思うようにタイムを短縮することができませんでした。

前日のベストタイムは1分20秒668。この日の予選では1分20秒799とタイムを更新できず、19番手へとポジションを落としてしまいました。金曜日は気温18℃と肌寒い一日でしたが、この日は最高気温が30℃まで上昇し、路面コンディションが大きく変わったことがセッティングを難しいものにしました。

15周で行われたスプリントは、ほとんどの選手がリアにソフトを選択する中、ザルコは翌7日(日)の決勝に向けてフロントにハード、リアにミディアムを選択。ルカ・マリーニ(Repsol Honda Team)、アウグスト・フェルナンデス(KTM)を追撃し、17位でチェッカーを受けました。レース前半は1分21秒台。後半は1分22秒台前半というペースをマークし、序盤の位置取りがよければさらに上位を狙える走りでした。

17位という結果は期待したものではありませんが、30周という長丁場の決勝に向けて貴重なデータを収集したザルコ。追い上げのレースが期待されます。

IDEMITSU Honda LCRの中上貴晶はスプリントを18位で終えました。

前日のプラクティスで18番手だった中上は、2日目のフリー走行で1分21秒489をマークして17番手。その後に行われた予選Q1では、1分20秒553と今大会の自己ベストをマークし、Honda勢トップの17番グリッドを獲得しました。

迎えた15周のスプリントでは、チームメートのザルコ同様、フロントにハード、リアにミディアムを選択しました。決勝に向けてのデータ収集という目的があったものの、序盤から思ったようにペースを上げられず、18位でチェッカーを受けました。

想定していた1分21秒台でラップを重ねることはできませんでしたが、15周を通して1分22秒台の安定したタイムで周回し、多くのデータを集めました。決勝では、チームメートのザルコとともに追い上げのレースに挑みます。


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Johann Zarco
Johann Zarco 5
CASTROL Honda LCR
今日のパフォーマンスは、私たちが目指していたものではありませんでした。しかし、フィーリングはポジティブなもので、17位という結果には決してがっかりしていません。明日の決勝では、もう一度全力でチャレンジします

Takaaki Nakagami
Takaaki Nakagami 30
IDEMITSU Honda LCR
今日のスプリントは18位という残念な結果に終わりましたが、日曜日の決勝に向けて多くのデータを収集することができました。決勝も天候が変わりそうなので、難しいコンディションが続くと思います。ウォームアップでしっかり状態を確認し、ベストなタイヤを選択したいです。シーズン前半戦最後のレースとなるので、後半戦につながる結果を残したいです


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