マリーニがザクセンリンクで一歩前進
7月5日(金)、ロードレース世界選手権(MotoGP)第9戦ドイツGPのフリー走行とプラクティスが、ザクセンリンクで行われました。前戦オランダGPは接触やコースアウトなどで不運のレースとなったRepsol Honda Teamのルカ・マリーニが、今大会は着実にタイムを短縮。17番手でプラクティスを終えました。チームメートのジョアン・ミルは、転倒の影響もあり22番手でフィニッシュしました。
マリーニは、フリー走行19番手。午後のプラクティスでは、フリー走行から1.376秒タイムを短縮して1分20秒868をマークしました。Honda勢トップのヨハン・ザルコ(CASTROL Honda LCR)とは、わずか0.200秒差でした。
ここ数戦、着実にRC213Vのポテンシャルを引き出しているマリーニは、今大会も一歩前進。翌6日(土)のフリー走行と予選に向けて、モチベーションを上げています。
ドイツGP初日は気温18℃、路面温度26℃と7月としては涼しく、そのため転倒者が多い一日となりました。ミルもプラクティスで転倒し、その影響で22番手でした。
午前中のフリー走行でセッティングの方向性を間違えてしまったミルは、午後のプラクティスではセットアップを進めました。そして、タイムアタックを開始した直後、この日の転倒者が最も多かった第1コーナーで転倒しました。このアクシデントが影響し、その後はタイムを短縮することができませんでした。
明日土曜日は、気温も路面温度も上がることが予想されています。初日の走行で順調にタイムを更新したマリーニと、転倒の影響でタイム更新のチャンスを逃したミルは、土曜日のフリー走行でセットアップを進め、予選Q1でともにタイム短縮に挑みます。
なお、今大会はテストライダーのステファン・ブラドルがワイルドカードで出場し、21番手でプラクティスを終えました。
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