ザルコがドイツGP初日を16番手で終える
7月5日(金)、ロードレース世界選手権(MotoGP)第9戦ドイツGPのフリー走行とプラクティスがザクセンリンクで行われ、CASTROL Honda LCRのヨハン・ザルコが、Honda勢トップの16番手でフィニッシュしました。
前戦オランダGPの決勝で13位となったフランス人ライダーのザルコは、2週連続の開催となった今大会の初日も着実にタイムを短縮。午前中のフリー走行は1分22秒190で18番手、午後のプラクティスでは1分20秒668と1.522秒タイムを縮め、ポジションも上げました。
プラクティスでマークした1分20秒668は、トップから5番手に入るタイムでしたが、セッション終盤のアタックで転倒しタイムを更新できず、16番手へとダウンしました。しかし、この数戦では最も手応えがある初日となり、ザルコとクルーは、翌6日(土)の予選に向けてモチベーションを高めました。
IDEMITSU Honda LCRの中上貴晶は、プラクティスを18番手で終えました。
中上とクルーは、前戦からさらに前進するためにさまざまなセッティングにトライしました。午前中のフリー走行は1分22秒127で17番手。午後のプラクティスでは1分20秒886と1.241秒タイムを短縮しましたが、18番手へとポジションを落としました。
トップから15番手までが1秒差。18番手の中上との差は1.264秒という厳しいプラクティスでした。中上はセッション中盤の第1コーナーで転倒しましたが、幸いにも転倒の影響はなく、セッション終盤に1分20秒886のベストタイムを刻みました。しかしながら、自己ベストを更新することはできませんでした。
今大会、中上はザクセンリンクのコースに合わせてジオメトリーを変えてトライしました。明日のフリー走行と予選、スプリントに向けて、さらにセットアップを進める意気込みです。
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