Sprint
MotoGP 2024
Round 8

ミル、スプリントでHonda勢トップの14位でフィニッシュ

nl TT Circuit Assen

6月29日(土)、ロードレース世界選手権(MotoGP)第8戦オランダGPの予選とスプリントがTTサーキット・アッセンで行われ、Repsol Honda Teamのジョアン・ミルが14位でフィニッシュしました。チームメートのルカ・マリーニは4周を終えた時点でリタイアとなりました。

ミル、スプリントでHonda勢トップの14位でフィニッシュ

Q1からの予選となったミルは、13台が出場し15分間で行われたセッションで10番手となり、20番グリッドが確定しました。このセッションでミルは、前日に行われたプラクティスのベストタイムを0.858秒短縮する1分32秒497をマーク。プラクティスから2つポジションを上げて13周のスプリントに挑みました。

好スタートを切ったミルは、オープニングラップで2つポジションを上げて18番手。2周目には17番手となり、アレックス・リンス(ヤマハ)を追撃します。9周目にリンスが転倒・再スタートしたことで16番手へ。その後、ラウル・フェルナンデス(アプリリア)、アウグスト・フェルナンデス(KTM)をかわし14番手へと浮上。終盤はポジションをキープし、14位でチェッカーを受けました。

スプリントにおいてポイントを獲得できるのは9位の選手までのため、残念ながらポイントを得ることはできませんでした。しかし、1分33秒台のラップで着実にポジションを上げた走りは、マシンのセットアップが一歩進んだことを感じさせるものでした。明日30日(日)の決勝レースでは、スプリントを含め今季6度目のポイント獲得を目指します。

チームメートのマリーニは、21番グリッドからスプリントに挑みましたが、オープニングラップからペースを上げられず4周を終えた時点でリタイアしました。予選ではチームメートのミルに0.130秒差まで迫る走りで21番手。この数戦、確実にマシンのパフォーマンスを引き出しているマリーニは、スプリントでさらに前進しようと意気込んでいただけに、残念な結果でした。チームはトラブルの原因を追究し、明日の決勝に向けて準備を進めています。


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Joan Mir
Joan Mir 36
Repsol Honda Team
今日はペースを保ちながら最後まで頑張ることができ、堅実なレースができました。改善すべき点は分かっています。今できることはマシンに乗ってベストを尽くし、完走することです。そのデータを蓄積し、活かすことが重要となります。明日の決勝は26周なので、より長い距離でいろいろなことを確認することができるでしょう。コンディションが大きく変わる可能性もありますが、明日も完走を目指します

Luca Marini
Luca Marini 10
Repsol Honda Team
スタートの時点ですでにマシンに違和感があり、最終的に走行を止めることにしました。フロントに装着したハードタイヤを理解するためにも周回を続けたかったのですが、無理でした。チームが原因を徹底的に調べているので、明日の決勝は問題ないと思います。スプリントでは毎回多くのことを学べるのですが、今日はちゃんと走れたのがわずか2周だったので、思ったようにデータを収集することができませんでした。特にタイヤに関しては、なにも分かりませんでした。明日はしっかりデータを集めたいです



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