Repsol Honda Teamは明日の予選・スプリントに向けて全力で調整を進める
6月28日(金)、ロードレース世界選手権(MotoGP)第8戦オランダGPのフリー走行とプラクティスがTTサーキット・アッセンで行われました。前戦イタリアGP後にムジェロで行われた公式テスト以来の走行となったRepsol Honda Teamのジョアン・ミルは、転倒の影響もありプラクティスで22番手。チームメートのルカ・マリーニは、RC213Vのパフォーマンスを引き出すことに全力を尽くし23番手でした。
RC213Vに乗るのがムジェロの公式テスト以来となったミルとマリーニは、45分間のフリー走行を最大限に活用し、セットアップに集中しました。この数戦、RC213Vのパフォーマンスを確実に引き出しているマリーニは、21周をこなし、1分34秒096で19番手。ミルは18ラップを走り、1分34秒244をマークし22番手でした。
1時間のセッションとなった午後のプラクティスでは、フリー走行のデータを活かし、両選手ともに1分33秒台へとタイムを短縮しました。しかし、ライダー全体のタイムが向上したため順位を上げることはできませんでした。
ミルは、ソフト、ミディアム、ハードの3種類のタイヤの組み合わせを試しながらタイム短縮に挑みました。しかし、セッション終盤の第8コーナーで転倒。ピットに戻りスペアマシンでアタックを継続しましたが、異なるセットアップに加えてイエローフラッグが出たこともあり、セッション序盤にマークした1分33秒355を更新することができませんでした。
一方、フリー走行でまずまずのスタートを切ったマリーニは、コースインするたびに確実にタイムを上げ、セッション終盤に1分33秒561をマーク。フリー走行より約0.5秒タイムを短縮しましたが、ポジションは23番手となりました。
明日29日(土)は、2回目のフリー走行と予選、スプリントが行われます。
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