ホームGPのマリーニが20位完走。ミルは転倒リタイアに終わる
6月2日(日)、ロードレース世界選手権(MotoGP)第7戦イタリアGPの決勝がムジェロ・サーキットで行われました。ホームGPを迎えたルカ・マリーニ(Repsol Honda Team)は20位でフィニッシュしました。
24番グリッドから決勝レースに挑んだマリーニは、地元ファンの声援の中で安定した走りをみせました。オープニングラップからフィニッシュまでほぼ1分47秒台で周回を重ね、終盤にはトップ10前後のライダーとそん色ない1分47秒台前半までペースを上げました。
マリーニは先行するHondaライダーのヨハン・ザルコ(CASTROL Honda LCR)との差を着実に縮めることに成功。わずか1秒差まで迫ってチェッカーを受けました。マリーニにとっては、Repsol Honda Teamに加入してから最も手応えのあるレースとなりました。
チームメートのジョアン・ミルは17番グリッドから決勝に挑みました。序盤は大混戦の中でややポジションを落としましたが、その後ペースを上げると、今大会にワイルドカードで出場していたポル・エスパルガロ(KTM)とし烈な戦いを繰り広げました。しかし、7周目の第1コーナーで転倒し、惜しくもリタイアとなりました。
各チームはそのままムジェロに残り、3日(月)から行われる今季2回目のMotoGPクラス公式テストに臨みます。ミルは幸いにも転倒でのケガはなく、公式テストで復帰します。Repsol Honda Teamは第6戦カタルニアGP、第7戦イタリアGPの2連戦で投入したニューパーツの確認作業をはじめとしたさまざまなメニューに取り組み、さらなる前進を目指します。
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