Race
MotoGP 2024
Round 7

ザルコは19位と厳しい結果に終わる。中上は転倒リタイア

it Autodromo Internazionale del Mugello

6月2日(日)、ロードレース世界選手権(MotoGP)第7戦イタリアGPの決勝がムジェロ・サーキットで行われました。CASTROL Honda LCRのヨハン・ザルコは19位でフィニッシュし、IDEMITSU Honda LCRの中上貴晶はリタイアに終わりました。

ザルコは19位と厳しい結果に終わる。中上は転倒リタイア

ザルコは3戦ぶりのポイント獲得を目指して決勝日に臨み、朝のウォームアップではポジティブな調整をみせました。決勝ではスタートから10周目くらいまで1分47秒台前半とまずまずのペースで周回を重ねましたが、後半に入るとタイヤの摩耗によって苦しい走りとなり、最終的に19位でチェッカーを受けました。

中上は朝のウォームアップで1分46秒686をマークし、トップから0.786秒差の14番手につけて、決勝に向けて手応えを感じていました。

そして迎えた決勝では、23番グリッドから1分47秒台前半のラップで周回し、20番手までポジションを上げましたが、9周目の第12コーナーで転倒を喫し、リタイアとなりました。

今大会は新しいエアロパーツが投入されて好感触を得ていましたが、決勝ではフロントタイヤのフィーリングに苦しみました。3日(月)に同地で行われるテストでは、今大会投入したニューパーツのセッティングを進め、マシンの改善に努めます。


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Johann Zarco
Johann Zarco 5
CASTROL Honda LCR
今日はポイントを獲得することが目標でした。スタートからペースは悪くなかったのですが、残念ながらそれをキープできませんでした。明日はこうした課題を克服するための重要な一日になります

Takaaki Nakagami
Takaaki Nakagami 30
IDEMITSU Honda LCR
昨日とコンディションが少し変わり、難しい走りを強いられました。早い段階からフロントのフィーリングが完全ではなく、思うように攻められなくなり、9周目の第12コーナーでフロントから転倒してしまいました。もし完走していてもポイント獲得は難しかったと思います。明日のテストでは、どんな状況でも確実にポイントを獲得できるレベルに引き上げていきたいです


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