スプリントでマリーニが19位。ミルはコースアウト後にリタイアとなる
6月1日(土)、ロードレース世界選手権(MotoGP)第7戦イタリアGPの予選とスプリントがムジェロ・サーキットで行われました。ホームGPを迎えたRepsol Honda Teamのルカ・マリーニが19位でフィニッシュ。チームメートのジョアン・ミルは、5周を終えてピットに戻りリタイアとなりました。2人のライダーは翌2日(日)の決勝でさらなる進歩に挑みます。
ニューパーツを投入しHonda RC213Vのセットアップに集中してきたミル。この日最初に行われたフリー走行は、1分47秒245で22番手でしたが、その後に行われた予選Q1では一気に1分45秒728へとタイムを短縮。今季ベストタイとなる17番グリッドを獲得しました。
11周で行われたスプリントでは、レース序盤からアタックを開始。2周目には16番手、3周目には15番手へとポジションを上げます。しかし、5周目の第1コーナーでコースアウトを喫してしまい、その後一度コースに復帰しますが、ピットに戻りリタイアを決めました。
コースアウトはマシンの振動の悪化に原因があり、Repsol Honda Teamは明日に向けた対策を講じ、決勝に挑みます。
ホームGPを迎えたマリーニは、フリー走行、予選と確実にタイムを上げて、1分46秒698のベストタイムで24番グリッドを獲得しました。11周のスプリントでは力強いスタートを切り周回を重ねましたが、第1コーナーでオーバーランを喫し、ポジション争いをしていた集団に後れを取ります。しかし、その後はペースを取り戻し、19位でフィニッシュ。日曜日の決勝に向けて多くのデータを得ることに成功しました。23周で行われる決勝では、さらにセットアップを進め、地元ファンの声援に応える走りをみせる意気込みです。
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