イタリアGP初日、Repsol Honda Teamはニューパーツのテストに集中
5月31日(金)、ロードレース世界選手権(MotoGP)第7戦イタリアGPがムジェロ・サーキットで開幕。この日はフリー走行とプラクティスが行われ、Repsol Honda Teamのジョアン・ミルとルカ・マリーニはニューパーツのテストと評価に集中しました。
終日、厚い雲が空を覆い、時折り小雨が降る不安定な天候となったイタリアGP初日。ミルはニューパーツのテストに多くの時間を割きました。午前中のフリー走行のベストタイムは1分47秒812。午後のプラクティスでは着実にセットアップが進み、フリー走行より1.228秒タイムを短縮することに成功し、1分46秒584で初日を終えました。
母国グランプリを迎えたマリーニは、午前中のフリー走行では1分47秒582をマークし、Honda勢トップの19番手でした。午後のプラクティスでは0.520秒タイムを短縮し、1分47秒062をマークしましたが、ポジションは24番手にダウンしました。この日は、新しいエアロパーツなど、Honda RC213Vに投入されたニューパーツのテストに集中。翌6月1日(土)に行われる予選とスプリント、2日(日)に行われる決勝に向けて準備を進めました。
今大会から投入されたニューパーツは、Repsol Honda Teamの両ライダーにとって大きなポテンシャルをもたらすことになりましたが、その能力を十分に活かすには、さらにセットアップを進めなくてはなりません。
ミルとマリーニは、明日のフリー走行でさらに調整を行い、その後に行われる予選とスプリント、日曜日の決勝で上位を獲得することを目標に全力を尽くします。
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