スプリントで中上がHonda勢トップの13位フィニッシュ
5月25日(土)、ロードレース世界選手権(MotoGP)第6戦カタルニアGPの予選とスプリントがバルセロナーカタルニア・サーキットにて行われました。
IDEMITSU Honda LCRの中上貴晶は、20番グリッドからスプリントに挑み、オープニングラップ18番手につけると、周回を重ねるごとに確実にポジションを上げHonda勢トップの13位でフィニッシュしました。
午前中のフリー走行では、前日のプラクティスとほぼ同じ1分40秒181でしたが、その後に行われた予選Q1では、1分39秒156までタイムを短縮。グリッドは20番手でしたが、着実にセットアップを進めることに成功しました。
スプリントでは、気温25℃、路面温度46℃という厳しいコンディションに苦戦しながらも、粘り強い走りでHonda勢トップの13位でフィニッシュしました。
今大会は、24周で行われる決勝に向けてセットアップの焦点を絞ってきました。明日も厳しいコンディションが予想されますが、3戦連続今季4度目のポイント獲得を目指します。
CASTROL Honda LCRのヨハン・ザルコは、スプリントで転倒リタイアに終わりました。
前日のフリー走行とプラクティスで着実にタイムを更新したザルコは、土曜日のフリー走行では前日のタイムを更新できませんでした。しかし、その後に行われた予選Q1では、ポールポジションを獲得した選手から0.770秒差の1分38秒978までタイムを短縮。2日間の自己ベストをマークしました。
ザルコは、わずかの差で予選Q2に進出できず、グリッドも18番手でしたが、スプリントと日曜日の決勝に向けて大きな期待を抱かせました。しかし、スプリントでは他者と接触して転倒し、リタイアに終わりました。
スプリントでは完走は果たせませんでしたが、この日は、有益なデータを収集することに成功。日曜日の決勝では、ポイント獲得と今季ベストに挑みます。
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