中上がHonda勢トップの14位フィニッシュでポイントを獲得
5月26日(日)、ロードレース世界選手権(MotoGP)第6戦カタルニアGPの決勝がバルセロナーカタルニア・サーキットで行われました。IDEMITSU Honda LCRの中上貴晶は14位で、3戦連続かつ今季4回目のポイント獲得を果たしました。
今大会は、全選手がリアのグリップ不足に苦戦する大会となりました。そのため中上は、一発のタイムよりロングラン中心のセットアップに集中しました。その結果、決勝レースでは安定したラップタイムで24周を走りきり、15位でチェッカーを受けました。その後、エネア・バスティアニーニ(ドゥカティ)がペナルティーで降格になったため14位へとポジションを上げました。
次戦は2週連続の開催となる第7戦イタリアGPです。今大会の前にはイタリアGPの舞台となるムジェロでテストを実施。このテストでトライした新しいエアロパーツがイタリアGPに投入される予定になっており、中上は高いモチベーションで連戦に挑みます。
一方、CASTROL Honda LCRのヨハン・ザルコは16位でレースを終えました。
18番グリッドからスタートしたザルコは、オープニングラップで20番手にポジションを落とし、2周目にはミスをおかしたことで、最後尾23番手までポジションを落としました。
その後、後れを取り戻したザルコは、Repsol Honda Teamのジョアン・ミルとルカ・マリーニ、そして中上を追撃。レース中盤にはHonda勢4人がグループを形成し、厳しいバトルを繰り広げました。
後半は、マリーニとのバトルでオーバーランを喫し、中上とミルからやや後れましたが終盤に再び追い上げ、ミルを視野に入れつつ、チェッカーを受けました。ザルコは思うようにプッシュすることができず、苦戦したレースとなりました。
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