Repsol Honda Team 厳しい路面コンディションの中で一歩前進
5月25日(土)、ロードレース世界選手権(MotoGP)第6戦カタルニアGPの予選とスプリントがバルセロナーカタルニア・サーキットで行われました。Repsol Honda Teamのジョアン・ミルとルカ・マリーニは、高い気温と路面温度の中でグリップ不足に苦しみましたが、完走を果たしました。
前日のプラクティスで21番手だったミルは、午前中に行われたフリー走行で、前日より0.681秒タイムを更新して14番手タイムをマーク。その後に行われた予選Q1では、この2日間の自己ベストとなる1分39秒524をマークしました。最終的にグリッドは21番手でしたが、初日から1.148秒タイムを短縮し、セットアップを進めました。
そして、12周で行われたスプリントでは、オープニングラップ19番手から着実にポジションを上げて15位でフィニッシュ。ポイント獲得は果たせませんでしたが、日曜日に24周で行われる決勝では、確実にポイント獲得圏内にいることを感じさせる走りでした。
チームメートのマリーニは、ミスやイエローフラッグのために金曜日のプラクティスを22番手で終えましたが、RC213Vのパフォーマンスを着実に引き出す走りをみせました。そして土曜日のフリー走行、予選Q1では高い路面温度の影響でグリップ不足に苦戦する中、1分39秒621までタイムを更新してミルとのタイム差を縮めました。12周のスプリントでもチームメートを追撃し、1.562秒差の16位でチェッカーを受けました。
開幕戦から苦戦が続いていたマリーニですが、前戦フランスGP、その後に行われたイタリア・ムジェロのテスト、そして今大会と自信をつけており、それはラップタイムに反映されています。
Repsol Honda Teamの両選手は、日曜日の決勝でさらに前進を目指し、カタルニアGPからの2連戦となるイタリアGPに向けて弾みをつけるためにも、ポイント獲得に挑みます。
24周で行われるカタルニアGPの決勝は、日曜日の14時にスタートが切られます。
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