ミルとマリーニ、土曜日の予選とスプリントに向けてセットアップを進める
5月24日(金)、ロードレース世界選手権(MotoGP)第6戦カタルニアGPがバルセロナーカタルニア・サーキットで開幕しました。この日はフリー走行とプラクティスが行われ、Repsol Honda Teamのジョアン・ミルとルカ・マリーニは、トップグループとの差を縮めるためにさまざまなセットアップに取り組みました。この日得たデータを活かし、翌25日(土)の2回目のフリー走行でさらにセットアップを進め、その後行われる予選とスプリントに挑みます。
午前中に行われたフリー走行は、トップから1秒差に16台が連なる接戦となりました。Repsol Honda Teamの両選手はわずかの差でトップから1秒以内に入ることはできませんでしたが、マリーニが1分40秒628で17番手、ミルが1分40秒672で18番手と続きました。
そして、予選の組分けを行う午後のプラクティスはトップから1秒差に19台がひしめく大接戦に。ミルは1分40秒256とタイムを更新しますが、21番手へとポジションを落としました。午前中のフリー走行は、気温19℃、路面温度25℃。午後のプラクティスは、22℃まで気温が上がり、路面温度も43℃に上昇。その影響でリアのグリップ不足に悩まされ、1分40秒を切ることができませんでした。しかし、スペインGP、フランスGPと同様、土曜日、日曜日とセットアップを進め、ポイント獲得を目標に全力を尽くします。
チームメートのマリーニも、1分40秒318とタイムを更新しましたが、全体的にタイムが上がったことで22番手へとポジションを落としました。セッション終盤のアタックでミスをおかし、さらにイエローフラッグが出たことでタイム短縮のチャンスを逃しました。しかし、RC213Vのパフォーマンスを着実に引き出したマリーニは、この日の走りで自信を深め、明日の予選とスプリントで今季初のポイント獲得に挑みます。
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