マリーニが粘り強い走りでスプリントを完走
5月11日(土)、ロードレース世界選手権(MotoGP)第5戦フランスGPの予選とスプリントがル・マン・サーキットにて行われました。Repsol Honda Teamのルカ・マリーニは粘り強い走りをみせ、スプリントを18位でフィニッシュ。チームメートのジョアン・ミルは、残念ながら転倒リタイアに終わりました。
前日10日(金)に行われたプラクティスで、ミルは18番手、マリーニは21番手だったので、ともにQ1からの予選となりました。午前中には予選Q1に先立ち2回目のフリー走行が行われ、Repsol Honda Teamは前日から引き続きマシンのセットアップに努めました。
Q1でミルは、前日のタイムを更新する1分31秒186をマークして18番グリッドが確定。マリーニもプラクティスのタイムをわずかに更新する1分31秒837をマークし、21番グリッドから13周で争われるスプリントに挑みました。
スプリントのオープニングラップでミルをパスして21番手につけたマリーニは、その後も粘り強い走りをみせ18位でフィニッシュ。この日はフリー走行、予選Q1、そしてスプリントを走りきり、貴重なデータを積み重ねました。明日のウォームアップで最後の調整を行い、フランスGPの決勝に挑みます。
チームメートのミルは18番グリッドからスタートを切りますが、思うようにペースを上げられず4周目の第8コーナーで転倒。再スタートを試みましたが、ガレージに戻りリタイアしました。ミルはスタートで出遅れ転倒を喫しましたが、その原因はクリアとなっています。明日の決勝では、ポイント獲得はもちろんのこと、Honda勢トップでフィニッシュする意気込みです。
27ラップで争われる決勝は、明日14時スタートを予定しています。不安定な天候になることが予想されており、ル・マンでは過去何度も経験しているフラッグ・トゥ・フラッグの可能性もあります。
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