ホームGPを迎えたザルコは、サーキットを埋め尽くした大観衆の声援の中で好走をみせました。オープニングラップは13番手。その後は、ポイント獲得となる9位以内を視野に周回を重ねます。レース終盤に12位争いを繰り広げる5台のグループに加わり、最終的には13位でフィニッシュしました。

翌12日(日)に27ラップで行われる決勝では、今季ベストの順位と3回目のポイント獲得に挑みます。

IDEMITSU Honda LCRの中上貴晶は19番グリッドからスプリントに挑み、16位でフィニッシュしました。

中上は、前日のプラクティスでマシンのセットアップに苦戦し22番手でした。午前中に行われたフリー走行では、リアのトラクション不足を補うためにセットアップを変更。これが功を奏し、1分31秒台へとタイムを上げ18番手に。その後の予選Q1では、今大会の自己ベストとなる1分31秒274をマークし、19番グリッドを獲得しました。

迎えたスプリントでは、好スタートから5台で繰り広げられた12位争いのグループに加わり、16位でチェッカーを受けました。スプリントでポイント獲得となる9位の選手までの差は約7秒。明日の決勝は朝のウォームアップで最後の調整を行い、2戦連続今季3回目となるポイント獲得に挑みます。

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