ミルとマリーニ、ル・マンでマシンの改善に努める
5月10日(金)、ロードレース世界選手権(MotoGP)第5戦フランスGPがル・マン・サーキットにて開幕。この日はフリー走行とプラクティスが行われ、Repsol Honda Teamのジョアン・ミルとルカ・マリーニは、両セッションで着実に周回を重ねました。明日11日(土)のスプリント、12日(日)の決勝に向けて、データ収集によりマシンの改善に努めたミルはプラクティスで18番手、マリーニは21番手で初日を終えました。
晴天に恵まれたル・マン。フランスの連休と重なったこともあり、サーキットを取り囲む広大なキャンプ場は、開幕前日の木曜日からキャンピングカーとテントで埋まりました。そして、金曜日の走行が始まると大きな歓声がサーキットにこだまし、熱気に包まれました。
ル・マンは全長4.19km。グランドスタンドをはじめ、サーキットを取り囲むように設置された観客席を埋め尽くした観衆の熱気の中で、選手たちも熱い走りをみせました。
午後から行われたプラクティスで、ミルはトップから1.133秒差の18番手でフィニッシュ。この日は、トップタイムから17番手までが1秒差という大接戦でした。厳しい戦いとなりましたが、ミルはフリー走行とプラクティスで確実にタイムを上げました。明日の予選Q1では、いいグリッドを獲得するためにタイムアタックを成功させなくてはいけません。トップとの差を縮めることが今大会のミルの最大の目標です。
チームメートのマリーニは、多忙な一日となりました。午前中のフリー走行では23ラップ、午後のプラクティスでも23ラップをこなし、1分31秒860のベストタイムで21番手でした。ミルにコンマ3秒差まで迫ったマリーニは、明日のフリー走行と予選Q1、そしてスプリントと日曜日の決勝で、マシンの改善策を見いだすことに全力を注ぎます。
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