ホームGPを迎えたザルコは、サーキットを埋め尽くした大観衆の声援の中で熱い走りをみせました。

午前中のフリー走行ではトップのホルヘ・マルティン(ドゥカティ)から1秒差以内につける走りで16番手。午後のプラクティスでは、0.829秒タイムを短縮し1分31秒574をマークしましたが、20番手へとポジションを落としました。それでも、ザルコの力走に地元ファンから盛大で温かい拍手が送られました。11日(土)のフリー走行と予選Q1、そしてスプリントでは、地元ファンの期待に応える走りを目指します。

IDEMITSU Honda LCRの中上貴晶は、プラクティスを22番手で終え、厳しいスタートとなりました。

午前中のフリー走行では、1分32秒585をマーク。トップタイムをマークしたマルティンから1.164秒差の19番手でしたが、午後のプラクティスでは1分32秒131と思うようにタイムが伸びず、トップから1.743秒差の22番手に終わりました。この日はコーナーの進入でリアの接地感が得られず、コーナーの立ち上がりではリアのスピニングに苦しみました。

明日はフリー走行でマシンの改善に努めます。予選Q1では1分31秒台を目標にタイムを短縮し、一つでも上位のグリッドを獲得してスプリントに挑む意気込みです。

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