レースウイークを通じて30万人という記録的な観客を集めたスペインGP。不安定な天候となった土曜日から一転、日曜日は青空が広がる絶好のコンディションとなりました。
前日のスプリントでミルは、転倒者の多い厳しい戦いを9位でフィニッシュしてポイントを獲得。25周で行われた決勝でも20番グリッドからポジションを上げ、12位でチェッカーを受けました。
レースの大半でラウル・フェルナンデス(アプリリア)とバトルを繰り広げたミル。スプリントと決勝の両レースでポイントを獲得したのは今季初めてで、マシンの改善が一歩進んだことを感じさせる大会でした。ミルは全力を尽くしたチームスタッフの働きを賞賛し、月曜日の公式テストでもチームと協力してさらに前進する意気込みです。
チームメートのマリーニは、オープニングラップの大混乱の中でポジションを上げられず、厳しい戦いに。リズムよくペースを刻めず、17位に終わりました。
Repsol Honda Teamはへレスに残って公式テストに臨み、2024年型RC213Vの開発に集中します。