マリーニがポイント争いに加わり16位でフィニッシュ
4月14日(日)、ロードレース世界選手権(MotoGP)第3戦アメリカズGPの決勝がサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で行われました。Repsol Honda Teamのルカ・マリーニはポイント争いに加わりましたが惜しくも16位。チームメートのジョアン・ミルは9周目に転倒を喫してリタイアに終わりました。
テキサス州オースティン郊外のCOTAで、14時に20周の決勝レースのスタートが切られました。土曜日の予選とスプリントで苦戦を強いられたマリーニとミルは、HRCのエンジニアに最大限の情報を提供するため、この日も全力を尽くしました。
土曜日のスプリントでHonda勢のうち唯一チェッカーを受けたマリーニは、決勝レースでも粘り強い走りで完走。序盤は思うようにペースが上がりませんでしたが、3周目からは2分4秒台のタイムを刻み、最終ラップまでコンスタントにそのペースを守りました。
終盤はアレックス・マルケス(ドゥカティ)とポイント圏内である15位争いを繰り広げました。ラスト4周でアレックス・マルケスに抜かれますが、マリーニも逆転を目指し追撃。わずかの差で16位となり、惜しくもポイント獲得は果たせませんでしたが、スプリントに続いて完走。RC213Vへの理解を深めるとともに、多くのデータをHRCに提供しました。
チームメートのミルは21番グリッドから決勝に臨みました。スタートがうまくいかず、一時は最後尾にポジションダウン。その後はHonda勢のトップへ浮上し、マリーニと同様に2分4秒台でラップを刻み、8周目には2分3秒台へとペースを上げます。しかし、直後の9周目に第6コーナーで転倒しリタイアに終わりました。
前戦のポルトガルGPに続き、今大会でも苦戦を強いられたRepsol Honda Team。本来のパフォーマンスを取り戻すべく、ヘレス・サーキットで開催される第4戦スペインGPに向けて準備を進めます。
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