ザルコが初日6番手とポジティブなスタートを切る
LCR Honda CASTROLのヨハン・ザルコは、金曜日に行われた1回目のフリー走行で1分52秒927をマークして6番手。ウエットコンディションとなった2回目の走行でも10番手となり、ポジティブなスタートを切りました。
今季、LCR Honda CASTROLに加入したフランス人のザルコは、スタッフやHRCとのコミュニケーションもよく、明確なプランの中で着実にセットアップを進めるすばらしい仕事をしています。
夕方には、一時強い雨が降り、照明灯に照らされるウエットコンディションという難しい状況となりました。そのため、予選Q1・Q2を振り分ける「プラクティス」が、急きょフリー走行に変更となりました。ザルコは、このセッションでも12ラップを刻み、2分8秒321のベストタイムで10番手。1回目、2回目ともにHonda勢のトップタイムをマークする順調な一日でした。
ザルコは、翌土曜日の13時40分から始まるプラクティス、その後、休む間もなく行われる予選、そして19時から11周で行われるスプリントに向けて、高いモチベーションで準備を進めています。
LCR Honda IDEMITSUの中上貴晶は、ウエットコンディションとなった2回目のセッションでタイム更新のチャンスを逃し、初日を21番手で終えました。
1回目のフリー走行では、1分53秒863のベストタイムをマークして21番手。そして、20時10分から行われた2回目のフリー走行では14ラップをこなし、2分10秒350で21番手でした。
ルサイル・インターナショナル・サーキットでのウエットコンディションという貴重な経験をしましたが、その結果、初日に予定していたメニューを消化することができず、不完全燃焼の一日となりました。
金曜日のフリー走行を終えた中上は、翌土曜日のプラクティス、予選、スプリントに向けて、初日のデータを分析し準備にとりかかっています。
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