Practice
MotoGP 2024
Round 4

中上とザルコ両名にとって実りのある一日に

es Circuito de Jerez - Angel Nieto

4月26日(金)、ロードレース世界選手権(MotoGP)第4戦スペインGPがヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで行われました。IDEMITSU Honda LCRの中上貴晶はプラクティスでトップから1秒差以内の1分36秒969をマークし、16番手につきました。今季は苦戦の続いているHonda勢ですが、この日の中上はHonda勢の中でもトップタイムをマークし、マシンの改善に向けて有益なデータの収集に成功しました。

中上とザルコ両名にとって実りのある一日に

中上にとって、ヘレスはシーズンを通して最も得意なコースです。MotoGPクラスにデビューしてから過去6年、すべてのレースでポイントを獲得していることがその証しでしょう。特にコロナ禍の中で行われた2020年のアンダルシアGPと21年のスペインGPでは2年連続で4位でフィニッシュしています。得意なサーキットであることも相まってライディングに集中できたため、RC213Vの調整に大きく役立つ一日となりました。

土曜日の予選とスプリント、そして日曜日の決勝では、改善に向けてさらに一歩前進する意気込みです。

一方、CASTROL Honda LCRのヨハン・ザルコは大接戦となった初日のプラクティスで18番手につけました。

午前中に行われたフリー走行で転倒したザルコですが、セッションを通じて安定したペースをキープし、Honda勢トップの19番手に。トップとの差は1.730秒と依然として厳しい状況でしたが、午後のプラクティスでは1.083秒差まで迫りました。

明日の予選とスプリントではマシンの改善に努めながら今季ベストリザルトを目指します。


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Takaaki Nakagami
Takaaki Nakagami 30
IDEMITSU Honda LCR
午前中のフリー走行はいつも通り厳しい走りでした。しかし、午後のプラクティスではフリー走行の1分38秒台から一気に1分36秒台に入ることができ、ポジションも16番手に上げられました。まだ課題は残るものの、今日の1分36秒台というタイムには満足しています。まだ小さな一歩ですが、とても重要な一歩を踏み出せました。明日もベストを尽くします

Johann Zarco
Johann Zarco 5
CASTROL Honda LCR
プラクティスではラストラップにミスをしたせいでタイム更新のチャンスを逃しましたが、まずまずのタイムで初日を終えられました。午前中の走行で転倒したものの、この転倒によってマシンへの理解が深まりました。前大会アメリカズGPから今日にかけてフィーリングが改善されたので、一歩前進できたといえるでしょう。明日も引き続きマシンの改善に努め、今季ベストを目指します


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