Repsol Honda Team 第2戦ポルトガルGPに向けて準備を終える
ロードレース世界選手権(MotoGP)は、3月22日(金)から24日(日)までの3日間、第2戦ポルトガルGPが開催されます。今大会は、今シーズン最初のヨーロッパラウンドとなります。
Repsol Honda TeamとHRCは、開幕戦カタールGPで多くのデータを収集し、大きな成果を得ました。開幕戦の舞台となったルサイル・インターナショナル・サーキットは、比較的フラットなコースレイアウト。対して第2戦の舞台となるアルガルベ・インターナショナル・サーキットはアップダウンに富んだサーキットであり、開幕戦の舞台とは特徴が異なりますが、カタールで得られたデータを活かし、今大会に挑みます。
アルガルベ・インターナショナル・サーキットは1周4.592km。昨年の大会では、Repsol Honda Teamに所属していたマルク・マルケスがポールポジションを獲得。チームは、今年も当地での厳しい戦いに向けて準備を進めてきました。
Repsol Honda Teamのジョアン・ミルにとって、アルガルベ・インターナショナル・サーキットはシーズンを通じて好きなサーキットの一つであり、開幕戦カタールGPからさらに前進していく意気込みです。ミルは地中海のマヨルカ島出身の26歳。前戦カタールGPでは安定した走りで着実にセットアップを進め、スプリント15位、決勝レースでは13位でポイントを獲得。現状では満足のいくレースをすることができました。ミルは昨年のポルトガルGPでは11位。今年はさらに上位を目指します。
チームメートのイタリア人、ルカ・マリーニは第2戦ポルトガルGPで現在抱えている課題の解消に取り組みます。ウインターテストでは、RC213Vで大きな可能性を感じさせる走りをみせましたが、カタールGPでは思うように走ることができませんでした。しかし、決勝レースでは20位ながらもしっかり走りきったことで、今大会に向けて貴重なデータを得ることに成功しました。今大会のマリーニは、RC213Vのフィーリング向上を目標に全力を尽くします。
今大会は、現地時間で金曜日の10時45分にフリー走行が開始となり、土曜日の15時から12周のスプリント、日曜日の14時から25周の決勝レースが行われます。
○サーキット情報
アルガルベ・インターナショナル・サーキットには、15のコーナーがあります。起伏の激しいレイアウトが特徴で、「高速ジェットコースター」と呼ばれています。最終区間は高速コーナーからストレートにつながり、その後の第1コーナーの独特のダウンヒルでは、アルガルベならではの迫力ある走りを見ることができます。
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