中上がポルトガルGP初日を16番手で終える

Autódromo Internacional do Algarve

3月22日(金)、ロードレース世界選手権(MotoGP)第2戦ポルトガルGPの1回目のフリー走行とプラクティスが、アルガルベ・インターナショナル・サーキットで行われました。IDEMITSU Honda LCRの中上貴晶は午後のプラクティスをHonda勢トップの16番手で終えました。

朝方まで降った雨の影響で路面コンディションが悪く、リアのグリップ不足に苦しんだ中上は、RC213Vのポテンシャルを十分に引き出すことができませんでした。しかし、首位から1秒差以内に18台が連なる大接戦の中で、0.905秒差の16番手。Honda勢トップで初日を終えました。

この日のセッションで、翌土曜日に向けた課題がクリアになりました。得られたデータを分析し、明日の予選とスプリントではRC213Vと中上自身のポテンシャルを最大限に引き出すことに全力を尽くします。

CASTROL Honda LCRのヨハン・ザルコは、プラクティスを20番手で終えました。

ザルコも、滑りやすい路面コンディションの中で思うようにグリップを引き出せず苦戦を強いられました。しかし、本来のパフォーマンスを発揮するため、チームとともに懸命にセットアップに取り組み、トップグループとのタイム差を縮めました。明日の予選とスプリントでは、今日のデータを活かして臨みます。

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Takaaki Nakagami ³⁰

IDEMITSU Honda LCR

今日はもっと速く走れると思っていたのですが、いくつか問題があり、タイムを上げることができませんでした。Honda勢はみんな同じような問題を抱えているようなので、今日のデータをしっかり分析して明日につなげたいです

Johann Zarco ⁵

CASTROL Honda LCR

ポテンシャルはあるのでもっと速く走れると思っていましたが、リアのグリップに苦しみ、思うようにタイムを短縮することができませんでした。20番手という順位ですが、タイム差はそれほどではありません。明日のセッションでセットアップを進めることができれば、予選とスプリントを楽しむことができると思います