ザルコと中上がカタール公式テストを終える

Lusail International Circuit

今シーズン2回目の公式テストがカタールのルサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、CASTROL Honda LCRのヨハン・ザルコが17番手、IDEMITSU Honda LCRの中上貴晶は18番手でセッションを終えました。

ザルコと中上、そしてチームのクルーは2日間のハードワークをこなしました。カタールテストの最大の目標は、HRCから提供されたさまざまなアイテムを試し、分析しながら、最良の組み合わせとなるエアロパッケージを選択することでした。ザルコは2日間で合計104周を走行し、ザルコとエンジニアにとっては、2024年の開幕戦に向けて進むべき道を理解する有意義なテストとなりました。

中上は2日間で合計102周を走行しました。ザルコとともにテストメニューを消化しながら着実に前進した中上は、最後のアタックで1分52秒384をマーク。昨年11月のカタールGPで記録した予選タイムを1.976秒更新しました。ポジションは18番手でしたが、開幕戦カタールGPに向けて開発の方向性を決める多くの手がかりを見つけ、準備を進めることができました。

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Johann Zarco ⁵

CASTROL Honda LCR

今回のテストの順位は我々のポテンシャルを反映したものではありませんが、とても興味深いテストになりました。たくさんのアイテムを試しながら、多くの周回を楽しみました。この2日間は、どの部分を改善すべきかを確認するのにとても重要なテストでした。ここまでのHondaの取り組みにはいい印象を持っています。最後に、チームの仕事に感謝したいです

Takaaki Nakagami ³⁰

IDEMITSU Honda LCR

何カ月か前に走ったときと比べると、大きく前進することができました。しかし、ほかのメーカーも大きく進歩していて、我々のポテンシャルが結果に反映されていない以上、まだまだ仕事を続けなくてはなりません。全体的には、いい仕事ができていると思います