中上は金曜日のプラクティスを16番手で終える

Circuit Ricardo Tormo

ロードレース世界選手権(MotoGP)第20戦バレンシアGPが、スペインのサーキット・リカルド・トルモで開幕しました。LCR Honda IDEMITSUの中上貴晶は金曜日の午後に行われたプラクティスで16番手でした。

中上は、午前中に行われたフリー走行(FP)1終盤の第8コーナーで転倒し、18番手。午後のプラクティスでは、1秒以上タイムを短縮しましたが16番手でした。

今大会は、全面改修が施された路面の影響で好タイムが続出。トップから1秒以内に16台が連なる大接戦となり、中上もそこに加わりました。土曜日は予選Q1からの走行となりますが、Q2進出を目指し、好グリッドを獲得する意気込みです。

右足の手術のため、第16戦オーストラリアGPから欠場していたLCR Honda CASTROLのアレックス・リンスは、今大会で復帰を果たし、プラクティスを19番手で終えました。

午前中のFP1で19番手だったリンスは、午後のプラクティスで転倒。ポジションは19番手と変わらないものの、約1秒タイムを短縮しました。

右足に痛みが残るため完ぺきなアタックはできませんでしたが、周回するごとにフィーリングを取り戻しました。明日は、午前中に行われるFP2、予選でタイムを短縮し、スプリントに挑みます。

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Takaaki Nakagami ³⁰

IDEMITSU Honda LCR

全面改修が施された路面はグリップもよく、ギャップもなく好印象でした。一方で、新しい路面のためレコードラインを外れると滑りやすく注意が必要です。しかし、午前中の転倒の原因はデータを調べても分かりませんでした。フロントにソフトタイヤを装着したのですが、おそらく「ちょっと軟らかいかな」と感じる中でプッシュしすぎたせいかも知れません。午後はワンランクハードなタイヤに替えてよくなりました。明日はQ2進出を目指し、頑張りたいです

Alex Rins ⁴²

LCR Honda CASTROL

オーストラリアGPのときよりフィーリングはよく、この点に関してはポジティブでした。まだ右足に少し痛みを感じますが、今日はしっかり仕事をこなし一日を終えることができました。明日はさらにタイムが上がると思いますが、FP2、予選、スプリントとしっかり走りたいと思います