苦境が続くRepsol Honda Team カタールGPのスプリントも厳しい戦いを強いられる
ロードレース世界選手権(MotoGP)第19戦カタールGPの予選とスプリントがルサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、Repsol Honda Teamにとっては、厳しい一日となりました。
この日は穏やかな天候となり、Repsol Honda Teamのマルク・マルケスとジョアン・ミルは、15時に始まったフリー走行(FP)2で最後の準備を終え、予選に挑みました。
前日のプラクティスで10番手となり、ダイレクトで予選Q2進出を果たしたマルケスは、予選でもポジションを上げて7番グリッドを獲得。セッションごとの目標を達成しました。マルケス自身、今大会は厳しい戦いを予想していましたが、プラクティス、予選では期待以上の結果を獲得し、その勢いでスプリントに挑みました。
11周で行われたスプリントでは、3列目から好スタートを切って、オープニングラップは4番手に浮上。しかし、2周目には6番手、3周目にはブラッド・ビンダー(KTM)と接触した影響で9番手へと大きくポジションを落としました。
上位争いから脱落したマルケスですが、その後はポジションをキープしました。しかし、残り2周となった第1コーナーでオーバーラン。さらに第6コーナーでもオーバーランを喫し、12番手までポジションを落としました。最終ラップで11番手にポジションを上げてフィニッシュしますが、ポイント獲得は果たせませんでした。
チームメートのミルは、この日もセットアップが進みませんでした。そのため予選でタイムを短縮できず、20番グリッドからのスプリントになりました。まずまずのスタートとなったミルは、序盤に17番手までポジションを上げて、3周目以降は18番手を走行します。終盤は、中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)とのバトルとなり、19位でチェッカーを受けました。
19日20時に、22周で行われる決勝がスタートします。
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